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フランス田舎暮しのコツ/地域の非営利団体に参加してみよう!

アソシエーション(Association)とは?

共通の目的や関心を持つ人々が集まって結成された非営利団体のことを
アソシエーションといいます。
文化・スポーツサークルから学校のPTA 組織などなど、
フランスにはこのアソシエーションという形の団体が
たくさんあります。

地元に溶け込みたいならにはアソシエーションに入ってみよう!

フランスに限らず、田舎暮らしは地域に馴染むまでに時間がかかるもの。
外部から来た者にとって、現地の人と仲良くなるまで
結構疎外感を感じてしまったりしますよね。

最初は日本ネタで友達を作るのもありですが
「私は日本代表ではないぞ、個人としての自分を見てほしいな」
なーんて1年も過ぎると思ってしまったり。

そこでおすすめなのが、地域のアソシエーションに参加してみることです。
私は娘が幼稚園に入園から小学校卒業まで
PTAのような保護者会のアソシエーションに8年間所属していました。
フランスで生まれ育っていない私としては
謎の多かった学校の行事。
保護者会の運営に関わったことは
運営の方法や地方自治体との関わり方を
学ぶことができ、親子ぐるみの友達もできて
誰かのため(この場合は子どもたち)にボランティアで
活動することに喜びを感じる事ができました。

ひとつだけではなく、いろいろなアソシエーションに参加するのがおすすめ

子供の小学校卒業と同時に私も保護者会を卒業しました。

が、現在も

  • 地域の文化系アソシエーションで日本語教室を提案

  • クラシックギターのアンサンブル

  • 「Rillettes Joyeuses (愉快なリエット達)」という文化系アソシエーションでイベント運営

  • L'AMAPというオーガニック農家のアソシエーションの会員になり毎週野菜を購入

と、いろいろなアソシエーションに関わっています。
目的や人が変わればアソシエーションの雰囲気も全く違うもの。
自分に合ったグループを見つけるためにも
いろいろな団体に入ってみるのがおすすめです。

加入している年数が増えれば、
それだけ居心地が良かったりしますが
人が入れ変わったりすると揉め事もあったり
マンネリ化もするので思い入れ過ぎないうちに
団体を変える方がいいのかなあ
と最近は思っています。

アソシエーションの運営陣に入った場合は
基本ボランティアなので
よそ者だろうが皆暖かく迎えてくれます。
特に、田舎のアソシエーションで活躍している方々は
地域に貢献したいという方々や文化人も多く
気さくに話してるうちに、市役所の関係者の方だと判明!とか
イベントごとに同じ人に出会う(笑)ので仲間意識ができるとか
地域コミュニティーに溶け込むのには良いチャンス。

最初はフランス語がわからないんだと思っていたら
ただ単にイベントやったこと無い人にはわからない説明だったとか
私の方がちゃんと話を聞いていて
聞いていないフランス人に教えてあげたとか
超無視されてるーと思ったら、その人自信が運営にテンパってただけとか

普通に暮らしていたら気づかないこともいろいろ気づかせてくれて
これからもいろいろなアソシエーションに参加していきたいなと
思います。




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