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人事面談って嫌な時間よね|この季節のサラリーマンあるある

9月が終わって涼しい日が続くようになってきました。
秋ですねえ。
秋と言えば人事面談ですねぇ。
え?


そう、会社としては9月で上半期が終わったという事で、人事評価の中間面談というのがありました。
このへんは会社によってやり方は色々だと思いますが、私の場合は年度初めに提出した目標シートに対して、中間報告としてどこまでできてるん?とう事を上司に報告します。
今回はそんな人事面談でのモヤモヤした気持ちを書いてみます。



4者面談という不思議な空間での自己アピール

ちなみに自分の場合は外の会社に出向しているので、出向先の上司、出向元の上司、出向元の人事担当との4者面談です。
1人1人は長年知った間柄で、いつもは気楽に話せる関係なのですが、この時ばかりは異様な雰囲気に包まれたのでした。。。


なんだかモヤモヤしたぞ?この気持ちはなんだろう?

さすがに内容はここには書けませんが、一通り「こんな事やってきました、今ここまで進んでます」なんて報告をしたわけです。
が、どうも終わった後もモヤモヤした気持ちが残りました。
この気持ちは何なんだろうなあ?と。

一晩眠ってちょっと冷静になれてきたので、あえてnoteで自己分析してみようと思います。


立場が人を変えるのか、普段と違うギクシャクした会話

1つ思い当たったのは、「立場の変化」です。
普段は気楽に話もできる関係だし、言いたい事はズバズバ言わせてもらってるし、大変良好な関係です。働きやすさという点でも、いつも会社の満足度アンケートでは高評価を回答しているぐらいです。

それが人事面談となると、急に「評価する側」と「評価される側」になるわけですよね。

お互い立場上仕方ないのですが、こちらは一生懸命自分の成果をアピールする感じになり、あちらは上司として真面目な顔をしてふむふむと神妙な顔をして聞く感じになるわけです。

さらに今回の場合は、出向先の上司と出向元の上司が同時に聞くという、これまたお互いを意識しながら参加している微妙な空気なわけです。
普段の仕事ぶりを見ているのは出向先の上司、でも実際に最終判断をして会社に報告するのは出向元の上司、むむむむ。

いやあ、「こいつがんばってくれてますよ~!」「そっすか~!じゃあ高評価つけときますわ!」なんて気楽にやってくれれば良いのに。
とてもとても、そんな雰囲気ではありませんでしたね。
普段は柔らかい人達なのになあ。

話している内に、「なんなんだこの雰囲気は?茶番か?」みたいな気分に襲われてしまいました。暖簾に腕押しと言うか、リアクションが薄いというか。自分一人で喋りまくってない?みたいな。
おかげで30分の予定が15分で終わってしまいました。

いや、あなた達、何か言う事無いの?

これまでウン十年会社勤めをしてきて、当たり前のことだと思っていましたが、何故か今回は妙に違和感を感じてしまったんですよね。
なので、あえて自分の気持ちを深堀りすることにしました。

もう一つの気づき。そうだ、コレだ!

そうするともう1点、思い当たったことがありました。
実は上司の方が自分よりも年齢が若いのです。出向先の上司も、出向元の上司も。それが急に「上司顔」するところが嫌だったのかもしれません。
自分は管理職にはなりたくないので、上司が年下でも全然かまわないんですが、なんだろう、ちょっとその仮面被った感じがしちゃったんですね。

普段は気軽に会話しているのに、急に話し方も話している内容も「上司風」を意識しているように感じ、アレ?どうしちゃったの?みたいな。

でも考えて見たら、相手も年上の部下を評価しなきゃいけないので、結構気を使っていたのかもしれませんね。
もっとこう、言うべきことはズバッっと言ってくれれば良いのに。リアクションが薄すぎて良いと思ってるのか悪いと思ってるのか、捉えずらい。

そのくせ、後日評価結果が出てくるころには、「かくかくしかじかで今回はこういう評価になりました」と一方的に伝えられるわけです。

いや、もっと会話しようと、認識を擦り合わせようよ。

野球の選手とか毎年年俸交渉するって聞きますが、どれぐらい会話してるんでしょうかね?
自分も一時期年俸制の時がありましたが、年俸制とは名ばかりで一方的に決められた契約金を伝えられるだけで、交渉の余地なんてありませんでした。
今は普通に月給が決まっていて、会社の業績と個人の成績に応じてボーナスが出るので、まあ、一般的な会社員の給与形態だと思います。

しかし、それでもですよ、例え年俸制じゃなくても、「人事評価」って大事じゃないですか?
給料やボーナスに直結するのはもちろん、自己肯定感にもおおいに関係してきますよね?
だからやっぱり、もっと会話をして、互いに思ってる事は伝えて、そのうえで「評価」を納得したいんですよね。

たぶん、モヤモヤした気持ちになった一番の原因はそれだと思います。
大事な大事な人事面談なのに、時間が余って会話が終わってしまった。
コレです。


評価ってなんだろうなあ。自己評価と他者評価のギャップ

ある程度モヤモヤの原因は分かったので、気持ちの上では整理はつきました。しかし、改めて考えてしまいますね。

「評価」ってなんなんだろう

今まで長年会社に勤めてきて、自分の評価と上司(というか会社)の評価が一致したことってあんまり無いんですよね。
皆さんはどうですか?
バッチリ毎回納得いってますか?

自分はがんばったつもりなのに評価されなかったり、普段通りにしていたつもりなのに何故か高評価されたりしたことが結構ありました。
いつもどこか微妙に人事評価は自己評価の±30%位ズレてる感覚です。
こういうのって、社員のヤリガイや離職率に関係あるって人事の教科書に書いてありませんでしたっけ?(ねえ人事の人!)

これは最近始めたnoteでも感じた事ですが、自分で「良い記事書けたなあ」という時にはスキがあんまりつかなかったり、逆に「イマイチな内容だったかな」と思った時にたくさんスキをいただいたり。

他人からの評価って分からないなあ、と思います。


まとめ

でもまあ、会社の人事評価にしても、noteのスキにしても、色んな尺度の色んな人の断片的な評価でしかないので、有難く自己反省のきっかけにはしつつも、それで落ち込んだり悩んだりする必要は無いかな、と思いました。

そう考えた方が前向きだし、精神衛生上も良さそうです。
とはいえ、ボーナス下がったら激しく抵抗はしますけどね!!


おまけ

今回は10月のテーマにふさわしく(?)人事評価のお話でした。
noteの中を検索しても人事評価/人事制度の記事は多いので、きっと皆さんも関心が高いのでしょうね。 評価する側の人も、評価される側の人も、秋の恒例行事としてがんばりましょう~


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
またお時間ある時にでも立ち寄っていただけたら幸いです。



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