AOE2 防衛に関する追記

 この記事の追記。ざっくり言うと、自陣の防衛は城3つ分。


領主は木を、城主は金を

 領主は金より木が重要。金が無くても安物兵は出せるし、市場調整で進化も出来る。しかし木がないと何もできない。畑も張れないし、建物も建てられないし、兵も出せないし、進化も出来ない。完全に詰んでしまうので、塔は木を守るように建てたい。
(金に塔を建てて、木を完全に敵に取られた私の意見)

 一方城主では金も重要になる。城主の主力兵はどれも金を使うため、金がないとジリ貧になる。TCを建てて守りたい。


森と鉱山に城、畑に塔

 自陣に城や塔を建てるメリットって、敵兵駆逐というよりも避難場所確保の方が大きいんじゃないかと思った。ステータス的に城や塔の矢は騎士数十体を一掃する程の力はない。せいぜい数体倒す程度。駐留できる農民の数を増やして荒らしのダメージを軽減するのが大きな効果なのかなぁと。

 3TCだと駐留人数は45人。4TCだと60人。120人内政を騎士で荒らされた場合、半分まで農民が減らされてしまう。そこで塔が4本自陣にあると、80人まで避難できる。さらに城が1つあれば、100人避難できる。ここまでくれば、荒らされても復帰できる気がしてくる。


 塔の良さは1マスで手軽に建てられるところ。そのため畑に建てやすい。畑は粉ひき1つに8枚ぐらい張っているため、すぐ5人駐留させやすい。石や金に建てるのも良い。
 一方で城は耐久力があり、遠投やユニークユニットも出せる。そのため前線や自陣周囲(森や鉱山資源の近く)が適している。木や金は1ヶ所に集団で群がりやすく、城やTCじゃないと駐留しづらい。


 石壁や前哨と合わせると、優先順位は
「城・塔」>「前哨」>「石壁」
かな。石壁は時間もコストもかかる上に効果が薄い。

 以上を踏まえると、理想的な陣地はこんな感じかな。塔は自陣内に、城は自陣周囲に。

細かいところは試合によって異なる


城3つでの防衛

 King of the Desert 5 とか見てると、長期戦を見込むときは城3つ自陣において荒らしに備えるっぽい。城3つが基準になりそうか。前に塔での防衛とか考えてたけど、それなら塔4,5本+城2つが防衛のデフォルトになるかな?あとは前線に城2つぐらい。

 荒らされたら一時的に避難できればいいや程度に思ってたけど、軍隊用意するまでにずっと敵軍に居座り続けられるのも、内政できなくてめんどい。ちゃんと対策するなら建物の攻撃でしっかり迎撃する必要があるようだ。



余談:石壁と前哨

石壁
 今まで石壁が使われなかったのは、コストが高いわりに全囲いじゃないと意味ないと思われてたからだと思う。別に全囲いでなくても、マップの片側だけ壁張れば、騎士だけで荒らしに来られるということを防ぐ、進路を限定するといったことが出来る。相手に爆破兵や包囲兵器を準備させる分、時間稼ぎが出来て対応がしやすくなる。

 ただそれでも石壁はコストが重く効果が薄い。回り込まれて荒らされては元も子もない。塔や城、TCを増やす方を優先するのが良さそう。


前哨
 前哨は唯一ローコストで広範囲な視界を確保できる建物である。"見張り"を研究してるだけでも、帝王で半径16マスの視界を確保できる。
 面積で考えると、1v1マップの1/20。マップを4分割すると、1区画の1/5。9分割すると1/2。


 なかなか広い。2,3個建てるだけでもかなり違う。耐久性はないが、敵に破壊されるだけでも警戒心が高まって対応しやすくなる。敵が来てるから軍引いとこ、とか。石壁建てる時にも役立ちそう。

 敵軍がどこにいるか、どういった兵種がいるかといった情報は重要で、そういう情報次第で作戦が変わる。他にも兵1体だけ送って偵察するとか方法はあるけど、情報収集しないというのだけは避けたい。


まとめると

「前線には城2つ」
「自陣には城3つ、または城2つと塔4,5本」


城主の間に前哨を建てていく

城2つと塔1つは自陣に、城2つは前線に

警備が手薄になりそうなところにちょこっと石壁

主戦場を限定して、攻防一体の動きに。

 ただ思い通りにはいかないこともある。主戦場を限定できない場合は、軍隊を2手に分けるなどの対応が必要になるかもしれない。