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パズルのピース②


今回もまた、前世の記憶について。

前回はイギリスの前世について書かせていただきましたが、今回は京都での前世について。

私は中学生の頃から、何故か理由もなく京都が好きでした。
「そうだ、京都へ行こう」のCMを見るたびに、胸がキュッと締め付けられるような、懐かしいような切ないような、そんな何とも言えない感情になっていたのを覚えています。

中学時代は修学旅行と家族旅行で2回、高校時代は母と2〜3回くらい行ったかと思います。

高校生といえば大学受験ですね。
私はもともと音楽科のある大学に行こうと決めていたので、普通科の高校に行きながらソルフェージュや楽典、ピアノの練習と、音楽と勉強を両立しながら日々を過ごしていました。

でも正直、音楽の勉強は苦手分野でしたし、ピアノの練習自体も好きではなく。
英語や国語など普通の勉強をしている方が楽しく、高校時代の成績も中々に良かったので、何故こんなにも音楽にこだわるのか、自分自身でも不思議でした。

さらに言うと、高校生になってからは周囲の人の協力もあり、人前で演奏する機会に沢山恵まれたのですが、何故かいつも途中で演奏が止まってしまうということが毎回起きていました。

もともと記憶力には自信がありましたし、それまで一度も演奏が止まるなんてことなかったので、何故こんなことが起こるのか。

次第に自信を失い、ピアノから逃げたいと思うようになりました。
音楽科の受験には実技試験が付き物なので、受験に対する不安やプレッシャーも相当感じていたと思います。

そんなある時、京都のある大学にオープンキャンパスに行く機会に恵まれました。
私立でしたし、一人暮らしとなると余計にお金もかかることから両親に申し訳ない気持ちもあったので。

まあ受験はしないけど行くだけ行ってみるか。
のような軽い気持ちでオープンキャンパスへ。

その大学は、私がそれまで見てきた大学の中でも飛び抜けて素敵な場所で。
自分自身が学びたい分野もあり、ここしかない!と直感で分かりました。

その後しばらくは両親やピアノの先生に自分の本心を言えずにいたのですが、自分の気持ちを抑えられなくなり、京都の大学に行くことを打ち明けました。

自分の心配をよそに、両親や先生は快く承諾してくれて。

そして心配していた実技試験ですが、私が受験する年から受験方法が大きく変わり、国語や英語等の一般的な試験でも受験できる方式に変わっていたのでした。

そこからはとんとん拍子に全てが進み、無事に11月には大学入学への切符を手に入れていたのです。

導かれるように京都という場所に行き、その後7年間は京都に住んでいました。

前置きがとても長くなったのですが、私と京都の繋がりについて陰陽師さんに聞いてみたところ。

やはり前世で京都にいたことがあったらしく、平安時代に貴族として生きていたようです。

そして驚いたことに、彼が当時の私の旦那さんだったみたいです。

さらに驚いたことに、私は何故か京都の中で下鴨神社が1番好きでよく行っていたのですが、下鴨神社には、平安時代にいた時の私のエネルギーが入っているそうです。

どうやら、平安時代に色々な神社やお寺に奉納をしていたようなのですが、下鴨神社へ奉納することが1番多かったようでした。

大学時代に平安時代の音楽をテーマに卒業論文を書いたのも、ただの偶然ではなかったんだな〜と思います。

前世を知る鍵は恐らく、何故か分からないけど心惹かれる事・ものだと思います。
それは場所や人や食べ物、なんでも当てはまると思うのですが。

だから、高校時代に人前で演奏が止まってしまったことも、それでも音楽の道を諦めなかったのも、全てはこの道に繋がっていたのだと、今ならはっきりと分かります。

そして、見えないところで彼と繋がっていたことも偶然ではありませんね。

この記事を行きつけのスターバックスで書いているのですが、ちょうど今、「そうだ、京都へ行こう」のテーマ曲が流れました。笑

これもシンクロですね。

今年の夏に、久しぶりに1人で京都に行ったのですが。
伝統と新しさが調和する京都という場所には、言葉では説明できない不思議な魅力があるなと改めて感じました。

京都の町を歩くだけで懐かしさが込み上げ、魂が喜ぶ感覚。

私にとっての、魂の故郷なのだと思います。

なので来年からはまた、生活の拠点を京都に戻そうと思いました。

これも1つの原点回帰ですね。

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