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バーテンダー論語③

7巻~9巻まで。


言葉で教えられたことは覚えない。悩み迷い自分の血を流して考え抜いたことしか身につかない。(佐々倉溜)


バーテンダーだけじゃない。すべてのサービス業に必要なのは…目がいいこと!普通の人は見過ごす小さなことに気づくことだ。(上原)


アメリカのバーではこんな古い言い伝えがあってな。自殺を考える男が最後に話し相手に選ぶ人間が二人いる。一人は牧師さん。もう一人は…"バーテンダー"(北方)


みんな…少しずつ孤独(加奈子)


バーの照明がなぜこんなに暗いかご存じですか?それは…お客様の涙を隠すため。(佐々倉溜)


バーの仕事の8割は磨くことです。開店前には店を磨きボトルを磨きグラスを磨き氷を磨く。そしてそれ以上に大事なのはバーテンダーとしての魂が曇らないように磨くこと(葛原)


最初から出来ないと諦めるより出来ると信じて挫折した方が自分の未来につながると思います。(佐々倉溜)


ラムは私にとって魂を燃やし続けるための燃料なんだ。でも魂を燃やすと自分の体も少しずつ熱で焼かれていく…このマッチみたくね。誰だって死ぬのは怖いよ。でも人にはもっと大事なこともある。どれだけ生きるかよりどうやって生きるか…それが大事なんだよ。(マリア・メンドーサ)


俺の尊敬するヨット乗りは人間の幸せは4つしかないって言うんだ。"深く感じて自由に考える""単純に楽しむ""人から求められる"そして"命をかける"(久瀬)


普段は街の灯にまぎれて見落とす小さな灯ですが…魂が難破しそうになった時はバーの灯台だけが唯一輝いて見える。(佐々倉溜)


人は習慣に体を委ねることで時に心の辛さを乗り越えることができます。いえ…プロなら乗り越えねばなりません。スタンダードとはそのためのものです。(西沢)

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