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墓碑と慈悲

2022年6月1日、転職ー。

「墓碑」の名を冠したオーセンティックバーのバーテンダーとして、夜の街に戻ることとなった。先にいたスタッフの独立で空いたポジションに付いて、サポートしてほしいとの事。マスターとは4,5年前から知り合ってはいたものの、初めての連絡が職場勧誘になるとは夢にも思わなかった。
過去に別のお店で働いたことがある自分の経歴を買っていただいたカタチだ。何ができるというほどでもないのに、有難いことである。

この2年は、牛丼屋でアルバイトをしていたが、牛丼道を究めるつもりは更々なく、生活の為に働いていたに過ぎない。ほぼ毎日11時間拘束。カラダの融通が効くうちはいいが、正直言って先が細すぎる。一時期、33連勤も経験したが、手取りは20万円そこそこ。頭打ちかなーと思った矢先の今回の縁談話。まさに人生を救われたと言っても過言ではない。

再就職先は、お墓でした。慈悲深いね。

今年来年、変化の刻になるのだろう。はたまた5年後には自身の独立も考えられるよう、1日1日積み重ねたい。変わる流れに身を委ねる。逆らっても、なるようになるのだ。まさにLet it be.

謙虚に、慎ましくー。
前を向いて生きてこ。


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