FlatWest_HADO

多忙時は年中無休、暇なときは毎日が日曜日のクリエイター。📷   Leica M (typ240) . Canon EOS R6. OM SYSTEM OM-1. RICOH GRIIIx.

FlatWest_HADO

多忙時は年中無休、暇なときは毎日が日曜日のクリエイター。📷   Leica M (typ240) . Canon EOS R6. OM SYSTEM OM-1. RICOH GRIIIx.

最近の記事

オールドレンズと桜の花

あれよあれよと時は過ぎ  。 机上のカレンダーがいつの間にか4月だと告げています。 壁に掛かっているもうひとつのカレンダーが、昨年の12月のまま放置されているのは気にしないでください。そこに新しく掛けるべき絵柄のよい今年のカレンダーが見つからなかっただけです。 きょうもきょうとて夕刻のお写んぽに出かけます。めざすは近くの公園にある1本のソメイヨシノ。 この公園、河津桜が1本しかなければソメイヨシノも1本しかありません。不思議です。どなたが植えたのでしょう。サザンカとツツ

    • ED 300mm F4.0 とお写んぽしてみる。

      総重量 2,074g  。 今回使っているカメラとレンズの、それが合計の重さだ。 数字的に2㎏のダンベルを首にぶらさげたまま歩きまわっているに等しい。さらに途中で何度も持ちあげなければならない。もはやこれは「歩くダンベル体操」ではないか。いったい何でこんなコトになったんだっけ? M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO。 今回 OM SYSTEM OM-1 にくっつけているレンズがそれである。2016 年にオリンパスが発売した焦点距離 3

      • Leica M2 と春のお写んぽ

        春3月  。 まだ少し寒いけれど、カメラを持って出かけるにはいい季節になりつつある。寒がりな私は、冬の間はあまり外に出ない。 冬は冬でいい被写体もある。だけど、暖房の効いた部屋でぬくぬくと過ごすほうが私の性には合っている。雪でも降ってくればそれを写真におさめたいけど、あいにくと積もるのは数年に一度。このあたりの小学校では雪が積もると授業そっちのけで大々的に雪合戦がはじまる。そのくらい、雪が積もるのは稀有なのだ。豪雪で困っている地方の方々には申し訳ないけれど。 きょうはとて

        • M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO がやってきた (3)

          OMデジタルソリューションズ(OMDS)から発売された新しいマクロレンズ  M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO が手元に届いてから1か月ほどが過ぎました。 はやいものです。 もっとも、オリンピックイヤーでない今年の2月は28日しかありませんから、厳密に言えば4週間……なんてコトはどーでもよくてですね、とにもかくにもここ1か月はこのレンズがつけっぱなしになっていました。 今回は「M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm

          コーヒーブレイクなひととき

          「そろそろお茶にしませんか」 そう声をかけられて、あなたが期待する飲みモノは何ですか。 コーヒーですか、それとも紅茶? 日本茶という方も当然いらっしゃるでしょうね。烏龍茶。普洱茶。もちろん結構ですよ。武夷岩茶? かまいませんが茶葉の用意はご自身でなさってくださいね。大紅袍なんて銘柄まで指定されても、私にそんなお金はありませんよ。 え? 泡盛珈琲ですか。それはダメです。却下します。このあとまだ仕事が残ってるんですよ。 「コーヒーと紅茶、どちらが好きですか」 こういった質

          コーヒーブレイクなひととき

          河津桜とオールドレンズ

          夕刻のお写んぽ中、公園沿いの小道を歩いていたら公園の中に1本だけ河津桜があるのを見かけた。いい被写体を見つけると、考えるよりさきに足が動いてしまうらしい。気がつくと桜のそばでカメラをかまえていた。 持っていたカメラは Canon の EOS R6。さきっちょには PENTAX Super Takumar 55mm F1.8 がついている。定番中の定番、みんな大好きなオールドレンズだ。 ピントを合わせてパシャパシャパシャ。 このレンズの「後期型」には、放射性物質を使用した

          河津桜とオールドレンズ

          OM SYSTEM OM-1、この1年

          唯一無二、新しい世界へ  。 2023年3月18日は、OMデジタルソリューションズ(OMDS)から「OM SYSTEM」のフラッグシップモデルである OM-1 が発売されて、ちょうど1年にあたります。 はやいものです。歳をとるハズです。 現在私の手元にあるカメラのうち、新品で買ったカメラとしては唯一の存在です。まだ発売されていない製品を現物を見ずに予約購入したという点においては無二の機体です。 OMDS のいう「唯一無二」とはまったく違う次元ですが、「新しい世界」は確

          OM SYSTEM OM-1、この1年

          撮りたい時にはそばにある

          『撮りたい時にはカメラなし』 そういった経験、ございませんか。 私には数えきれないほどあります。もはや「あるある」です。 いやいやいやいや、スマホがあるから大丈夫でしょ? そう思っていた時期が、私にもありました。だけどどこか違うんです、スマホで撮った写真とカメラで撮った写真。 私が使っているスマホは SONY の Xperia 5II です。2020 年に発売された SIM フリー版です。 搭載されているカメラは 35mm 判換算の焦点距離が 16mm、24mm、7

          撮りたい時にはそばにある

          河津桜~かわづざくら

            あれ、もういっぱい咲いてるじゃん。 孤軍奮闘して作成した確定申告書を郵送し、税金を納めに銀行に行った帰り道、ふと思い立ってその近くにある公園に足をのばした。昨年は3月の下旬に満開だった河津桜が、今年はすでにいっぱい咲いている。 ちょっと慌てた。 そんなに慌てる必要はないんだけど、桜は満開の一歩手前くらいが美しい。もちろん桜吹雪が舞う頃も、それはそれでキレイです。 翌日、バッグ2つにカメラをいっぱいつめこんで再び公園に出かけた。どのカメラを持っていこうか散々迷ったあ

          河津桜~かわづざくら

          月を撮るのは楽しい。(*'ω'*) 2023/3/7の満月です。 OM SYSTEM OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO + MC-20 1/640 F8 ISO-400 35mm換算2400mm相当にトリミング。

          月を撮るのは楽しい。(*'ω'*) 2023/3/7の満月です。 OM SYSTEM OM-1 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4 IS PRO + MC-20 1/640 F8 ISO-400 35mm換算2400mm相当にトリミング。

          リバースアダプターでマクロチャレンジ

          小さなモノを大きく撮る。 それが「マクロレンズ」の醍醐味です。マクロレンズを使うことで、肉眼では見えにくい幻想的な世界を垣間見ることができます。 けれどもマクロレンズは高いのです。ハマってしまうと金銭感覚がなくなってしまうほどの恐ろしい沼が待っています。とにかくマクロレンズは高いのです。そこで    『ちょっとの工夫でこの美味さ』 一昨年の春に惜しくもこの世を去られた料理人、神田川俊郎さんの言葉です。カメラ・写真の世界でも、そう考えて実践された方々がいらっしゃいます。

          リバースアダプターでマクロチャレンジ

          Leica M、背番号のないライカ

          Messsucher。 距離計を意味するドイツ語の、最初の1文字がつけられたライカ  それがM型ライカです。 1954 年に発売された最初のM型ライカは、レンズにあわせた3つのフレームがファインダーに出ることから「M3」と名づけられました。後に登場した M2、M1 につけられた数字はフレーム数とは無関係で、単に1ランクダウンを意味するものでした。M3 から1を引いて M2、M2 からさらに1を減じて M1 といったように。 数字が「後継機」の意味をもったのは 1967 年に

          Leica M、背番号のないライカ

          【コラム】言葉はみんな生きている

          生殺与奪の権を他人に握らせるな   すみません、いきなり物騒な文言からはじまります。 とあるアニメの台詞です。 この台詞を耳にして、あるいは原作のマンガを読んで、え、と思われた方、多いんじゃないかと思います。私もそのひとりです。   生殺与奪、じゃないの? 私には確かにそう習った記憶があります。 「『せいさつ』と書くけど『せいさい』なんだよ」 辞書にもそう書いてあったハズと思って、本棚から分厚い国語辞典を取り出します。 がーーーーん。「せいさつ」だった。OMG… ど

          【コラム】言葉はみんな生きている

          マクロレンズの世界

          マクロレンズが写し出す世界に魅了されたのは、たしか2015年ごろだった気がします。当時使っていたコンデジ  PENTAX MX-1 が、レンズ先端から 1cm の距離にある被写体を写せることを知った時期です。 肉眼では見えない、あるいは見ることが困難なその世界は、私にとってとても興味深く、とても魅力的な世界でした。 その後、時の流れとともに使用するカメラもかわり、いくつものマクロレンズがなぜかしら私のもとに集うようになってきました。なぜかしらなんて言いましたが、もちろん、買

          マクロレンズの世界

          せめてライカと望遠を

          M型ライカに 135mm を超える望遠レンズは存在しない  。 理由は簡単だ。 50m 先にある電柱の先端に付けられた小さなネジ頭の、十字に刻まれた溝がどっちの方角を向いているかなんて、肉眼で確認できる人など存在しないからである。M型ライカのファインダーは素通しのガラス。どんなレンズをつけようが見え方は変わらない。ましてやファインダー倍率は 0.72~0.73 倍である。1.4 倍の接眼レンズをセットすることで、ようやく肉眼と同じになる。そんな状況のなかで十字溝の方角が確認

          せめてライカと望遠を

          M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO がやってきた (2)

          いざ開封の儀  。 茶色い外箱の蓋をあけると、まずは取扱説明書と保証書があらわれます。中蓋をあけると内部は縦二層に分かれていて、片方に本体とフード、もう一方にラッピングクロスが袋入りでおさまっています。ゆっくりとした動作で中身をすべて取りだします。 取扱説明書は、多言語で書かれているために5mmほどの厚さになっていますが、読むべき内容は6ページほどしかありません。OMDS のサイトで PDF 版がダウンロードできるので、この本のページを私が開くことはないでしょう。ラッピン

          M.ZUIKO DIGITAL ED 90mm F3.5 Macro IS PRO がやってきた (2)