「心は女性だ」と言い張ればおっさんが女風呂に入れるようになる件

LGBTQに配慮した結果として起こるべくして起こったであろう問題が世界で報告され始めている。

中でも最近話題なのが温泉とかスパのような裸の付き合いができる公共施設での問題。

見た目が汚いおっさんだろうが「私は女性です」と言えば、施設側は女性の利用客として通さなければならない。

当然見た目が普通のおっさんが女性側のエリアに侵入してきたら、女性の利用客はいい気はしない。

ここで女性が「なんでおっさんが入ってくんねん!」と騒ぐと、LGBTQ差別を行ったとして、騒いだ女性の方が追い出されるか捕まる。

とまぁこんな問題が海外では既に起こっていて、これに日本も追従しようとしていることが問題視されている。

じゃあこれ誰が悪いの?というと、「LGBTQに配慮しましょうね」と言ってる政治家及びそれに賛同する偽善者のみんなです。

LGBTQのような性的マイノリティがいろいろ大変なのはわかる。

多様性を認めてみんなが幸せな社会にしたいのもわかる。

でも実際は一部マイノリティを無視したり我慢してもらったりしないと、社会全体の合理性が保たれない。当然、非合理なルールやシステムがうまく作動するわけがない。

ルールやシステムというものはお気持ちではなくて合理性で決めろ。そのためには一部マイノリティの気持ちを踏みにじることになるかもしれないが、それは仕方がない。というか全員を救うことなど不可能だ。

例えば、銭湯で問題が起きないようなルールを作るとしたら、本来は100ゼロのどちらかに振り切るのが最も安全。

江戸時代のように「年齢性別あらゆる区別をなくして無差別な混浴にする」か、「他人と入るような公衆浴場は全面禁止にする」かだ。

「完全無差別混浴」なら差別的な問題はほぼほぼ発生しない。それをわかってる人間だけが利用するからだ。だが、これだと異性と一緒に入浴したくない人がハブられる。また、混浴だと中で男女がなんかはじめる問題が発生する(してた)。

もう一方の「公衆浴場は全面禁止」方面で進めるならもう絶対に他人とのトラブルはなくなる。しかし、公衆浴場という文化を楽しむことができなくなるし、家に風呂がない人も困るしで、全体的な幸せの総量は減少するだろう。

ということで「男女の2種類で区別するのが最も合理的で現実的だよね」となってこれまで運営されてきたわけだ。

男女で2分する方法だと100%の問題解決にはならないが、90%の人間にとっては問題が起きず快適に利用できる。男女以外の数%の人達には90%の幸せのために犠牲になってもらう。これが合理だ。

合理的だから100年以上銭湯文化が続いてきたわけで、そこにLGBTQに配慮なんてお気持ち問題を組み込んだら合理性がぶっ壊れるに決まっている。

原則として「お気持ち」でルールを決めてはいけないし、合理性で決まったルールによって生み出されたマイノリティは、マイノリティ側が自分で問題解決をしなければならない。ルールはマジョリティのためのものだからな。

マイノリティに配慮し始めたら切りがないに決まってるだろう。

  • LGBTQ別に銭湯を6エリアくらいに分けるの?

  • 精神性が7割男3割女の人はどうすんの?

  • 無性はどこでも入っていいの?

  • 時期によって性自認が変化したらどうすんの?

  • 同性に体を見られたくない人用のエリアも作るの?

  • 年齢差が嫌な人のために年齢別にも分けるの?

  • 毛深いのが恥ずかしい人のために毛量別にわけるの?

  • 粗チンを見られたくない人のためにチン長別に分けるの?

マイノリティに配慮し始めたら、行き着く先は「公衆浴場は全面禁止」しかないのよ。

つまり、「LGBTQのために〜」とか言ってる偽善者は銭湯文化潰しにかかってるのと同じなわけ。ちなSDGs界隈も同類ね。

現実は有限なので、なんでもかんでも理想通りに進めることはできない。一部を犠牲にしてでも全体最適を目指さなければ成り立たない。当たり前。

妄想を実現しようとすな。

偽善者の妄想はVR空間でやってくれ。


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