④「以前はできたことができなくなる」か?
誰の目にどのように映っていたか
前回(「療育」での当たり前を疑って発達支援をアップデートする③「経験不足でできない」)は、“できなかったことができる”ようになることを促すというテーマで書きました。それとは正反対に、子どもの様子をとらえて“以前はできたのにできなくなった”と言われることがあります。そうした言葉を聞くと、つい「以前からできていなかったのではないか?」、「どういう状況で“できていた”のか?」、「ほんとうに“できなくなった”のか?」といったことが頭に浮かびます。誰がど