苦手を克服する?
今の自分には、この仕事は精神的にキツいなぁ、、、と思っている、ふらっとです。
さて、今日は『苦手を克服する?』というテーマで、記事を書いていきます。
わたしの仕事
現在、とある小学校の特別支援学級の担任として、勤務しております。
いわゆる通常学級とは異なり、個別の配慮を要する児童が在籍しています。とはいえ、子どもですから、とてもかわいいわけです。
そのため、個別の学習支援計画や教育支援計画を作成しています。一人ひとりの子どもが「生きる力」を育むためには必要なのかもしれません。
さらに、計画を立てていく中で、子どもにあった教材や教具を選び、適切なタイミングで与えていくことが不可欠です。
これは、すべて学習指導要領という、法的根拠に基づいて行われています。もちろん、立場上、これらの法令を遵守する義務がわたしにはあります。
わたしの実態
しかし、わたしは「企画力」という能力が、求められる力量と比べて低いそうなのです。
この力は、個別に特化した指導が行えているかどうかというものらしいです。
読んでわかった方もいらっしゃると思いますが、特別支援学級とは正反対の能力なのです。
いわゆる通常学級で、ついていくことが難しい子どもたちが在籍するのですから、個別に特化した指導が求められるわけで、わたしの能力の低いところが求められているのです。
なぜ「なんでも屋」をつくるのか
これは、おそらく子どもにとって損です。わたしのような力が不足しているものが、これから学ぼうとしている子どもと関わっていては、のびるはずの能力が育たないと思っています。
しかし、今の現場では、この能力の低いところをのばすためなのか、わたしが1年目に教材研究に苦しみながら、長時間働いていたのを知っているからなのかはわかりませんが、特別支援学級を担任させていただいています。
では、能力の低いところを伸ばそうとしているのはなぜなのでしょうか?わたしの自治体にとって、都合が良いのでしょうか?
もしも、自治体にとってプラスを考えているならば、少し悲しいなぁと感じていて、もっと大きな視点で考えた方がおいしいと感じるわけです。
わたしならこうする
わたしなら、自分を特別支援学級の担任は任せません。わたしが臨時採用ならなおさらです。
まず、臨時採用ならば、副担任または専科でしょう。せめて、いわゆる通常学級担任です。絶対に特別支援学級担任にはさせません。
この理由はあって、子どもへの影響のリスクです。
臨時採用をしている教員には、管理職や委員会の人事担当などが、試験で不合格とした人がたくさんいて、その教員から指導される子どもへのリスクを考えるほうが良いと思うのです。
また、特別支援学級というのは、継続的な支援が求められるので、実態を的確に捉え、適切なタイミングで、最善の教材教具を提供していく必要があります。
しかし、「実態を的確に捉える」という基本のキが、簡単には出来ないのです。
改めて書くと、専科や副担任です。
これは、ある教科での指導に特化させるということです。もちろん教科の指導も苦手なものではダメで、その人にとって得意なことにするほうが良いと感じています。
得意であれば、子どもにとって都合がよく、学びたい!という子には、最強のパートナーになりえます。
一方で、向上心のない得意には注意が必要だと考えています。というのは、向上心がないので、「自分の言っていることは正しいんだ」という訳のわからんことを考え出してしまうからです。このような場合には、子どもにとってのリスクが跳ね上がります。
おわりに
今回は、苦手を克服する?というテーマで書いていきました。
個人的には条件付きで賛成です。
条件は、本人が非常に強く克服したいと希望し、克服できるだけの支援を提供でき、挫折したときの保険をかけることができるときだけだと思います。
今の実態では、無理です。勤務時間という制限があります。この勤務時間が意識されるのは、当たり前のはずなのに、それも当たり前ではないのです。
もう少し考えていきたい。そんな思いをこの記事に記します。
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