ダナンで部屋探し

2020年10月24日 17:41

Chao ^^.　釣りキチです。
ダナンに赴任し最初に困ったのは部屋探しでした。
不動産仲介会社やベトナム人の知り合いに頼むと”任せとけ！”と返事
はいいのですが、ニーズをくみとるというプロセスがなく取り敢えず
条件に合ったものを適当に紹介されます。
住む家にはこだわるタイプなので、なかなか気に入る物件が見つからず
苦労したので、ダナンでの部屋探し経験を書きたいと思います。

まずは部屋探しの基礎知識

【家賃】
外国人向けの家賃は、古いアパートメント～ジム・プール付のコンドミニアムまでピンキリです。
日本人が住んでいる価格帯は、
・1ベッドルーム 250～500USD
・2ベッドルーム 500～1,000USD
くらいかと思います。

【家具・家電製品】
冷蔵庫、洗濯機、調理器具、エアコン、収納家具などは一通り揃っています。
安いアパートメントだと洗濯機が共用だったりしますので、細かい点は事前のチェックが必要です。

【契約期間・デポジット】
契約期間は交渉次第ですが、6か月～1年くらいの契約だと家賃の値引き交渉がしやすいです。また、大体3か月分くらいのデポジットが必要です。

【水道・電気・掃除サービス費】
水道代は大体家賃に含まれていることが多く、電気代は実費精算が多く、3,500～4,000VND/kwhが相場かと思います。
中級以上のアパートメントであれば、週1～2回の掃除サービスも付いています。

ダナンで部屋を探す方法

【貼紙を見て直接大家に連絡する】

張り紙②

An Thuongエリアであれば、至るところに入居者募集の貼紙があります。
直接、電話＆アポ取り→見学→契約交渉ができます。選択肢が多すぎるので結構疲れますが、自分が納得いくまで探せます。

【Facebookで探す】
"danang apartment"など適当にグループ検索すると募集中の物件があがっています。また自分の希望条件と部屋を探していることを投稿し、アプローチしてもらうこともできます。使ってみた感じは、大家さんよりも不動産仲介会社の情報が多いように感じました。間に誰かを通すと家賃も高くなりますし、あまり親身に対応はしてくれないのでおすすめしません。

【不動産仲介会社に頼む】
ホーチミンやハノイと違い、たぶん日系の会社はない？と思います。英語対応できる会社は結構ありますが、間に仲介会社を通すと家賃が高くなります。あまりこちらのニーズを汲みとる姿勢がなく、ここが一番おすすめだからと一本釣りで提案してくるので、あまりおすすめしません。

【まわりの人に部屋を探していると言ってみる】
実際に住んでいる人の評判が最も信頼できます。住人から部屋に空きが出たら教えてもらうこともできますし、おすすめのエリアや物件を教えてもらうこともできます。釣りキチは親切な日本人に大体おすすめのエリアを教えてもらいました。その中からよさそうな物件に直接連絡し、一番よかったところに契約しました。

おすすめの方法としては、【まわりの人に部屋を探していると言ってみる】＋【貼紙を見て直接大家に連絡する】です。
自分の事なので契約に関する交渉は自分ですべきですが、選択肢が多すぎるので周囲の人のアドバイスを聞き絞り込むことも必要です。

部屋選びのポイント

【発電機の有無】
高層階の部屋に住んで停電してエレベーターが止まってしまうと最低ですね。ある程度の価格帯の物件には大体発電機はついています。

【乾燥機の有無】
釣りキチは洗濯物の生乾きの匂いが死ぬほど嫌いです。普段は服が早く痛むので乾燥機は使いませんが、雨季の湿度が高い時期にあると便利です。なくてもクリーニング屋に出せば解決しますが、預けたものがなくなったりと別の問題が出てきます。

【周囲の環境】
近くにレストランが豊富にあるか、コンビニ・スーパーがあるか、夜中までうるさいバーがないか、あたりはチェックしたほうがいいです。またダナンは開発途中の町なので至るところに建設現場があり、その騒音も気になる人は土地の空き状況を気にすべきかと思います。

【24時間セキュリティの有無】
ダナンは比較的治安がいいのですが、駐在員として住む場合、会社への説明
のために24時間セキュリティがあったほうがいいです。個人的には夜中に帰ると駐車場のシャッターがしまっていたり、気軽に人を家に呼べないので、24時間セキュリティにもデメリットがあります。

【シャワーの水圧とお湯の出具合】
お湯が長い時間出ない、水圧が弱いシャワーもあります。気になる人は要チェックです。バスタブの有無は好みですが、殆どの物件ではお湯を溜めて浸かれる程しっかりとお湯が出ないと思います。電気ケトルで熱湯を足しながら入っている人はいるようです。