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ネットストーカーがやめられない

私はもう1年以上、とあるTwitterのアカウントをストーカーしている。

この記事は私と同じく悩んでいる人が、「自分と同じ人がいるんだ」と、すこしでも安心?共感?してもらいたいがためにこの気持ちを、私のことを綴ることにした。ゆえに、創作活動や何かためになる情報というよりかは、ただの日記に近い。

タイトルのとおり、私はネットストーカーで悩んでいる。ネットストーカーされて、ではなく、する側として悩んでいる。

事の発端は一年近く前。私のパートナーの友人のパートナー(ややこしい)が浮気をした。しかもかなり故意的にである。前々からそのような募集アカウントを作っており、そこで募集して出会った男とホテルへ行った。なぜそのようなことをしたのかと問い詰めると、「男のアレって、どんなんだったっけ」。たったそれだけの理由で浮気したのだ。断っておくと、私は現在女性の恋人と同棲しており、向こうも女性同性カップルである。このような理由で浮気されるとは、正直レズビアンとしてはクズだ、と思ってしまう。

そこで衝撃的だったのは、まず反省をしていないこと。浮気された友人が「いや無理、抱けない」と言ったところ、「抱けるようになるまで待ってるね」と返した。反省の意がまったくない。むしろ被害者ぶっているようにも見える。それから、彼女は精神的病気を理由にして働いていないのだが、なんと家事もやっていなかった。そのため料理が不得手な友人は弁当を食べる日々となり。体重がかなり増えたという。私たちは怒った。それでパートナーが、浮気した彼女にTwitterのDMでかなりお説教をしたが、結果として私たちはブロックされた。彼女はそれをTwitterで「あなたの友達と私の友達は馬が合わなかった、それだけ」と述べていた。自分が浮気した事実、今までの真相は全て伏せたうえで。

これがきっかけで、私の病気は始まった。

私は別アカウントで彼女のIDを検索する日々となった。まだ別れないのか、何故別れないのか、こいつまだ働いてないのか、バイトを始めたと思ったら休みすぎなことを指摘されて逆ギレしてLINE上でそのままやめたとか信じられない。また嘘を言っている……などなど。私はなにせ1年間も見てきたので今全ての怨念を書ききることはできない。

私はある一定のところで、パートナーに「見るのはやめなさい」とストップをかけられた。でも、やめられなかった。やめられずに、今に至る。今まで何度「なんでまだ見てるの?」と言われたことか。

私はとにかく別れてほしかった。別れて、あいつが家も金も自由の時間も全て失って、どん底を見ればいいと思った。それを見るためだけにずーっとストーカーしていた。けれど相変わらず、今でもあいつは幸せそうである。今は新しい趣味に手を出して、そこで新しい友人らができて、毎日夜中から朝方まで電話しているそうだ。その友人らは知らない。彼女は6年来や高校生からの友人らを切った冷徹な女なことを。なぜか、というと、新しく友人ができたから、だという。きっと今の趣味の友人らもそうなってしまうのだろう。まあ、どうでもいいが。

さて、何故私が彼女の裏の事情を知っているかというと、彼女のパートナーである友人と接触していたからである。最近どうですか、など、伺うふりをして別れをすすめられるタイミングを探していたのである。そこで、Twitterでは毎日家事をしているように書いているけど実はしていないことや、毎日夜中から朝方まで電話をしていてその笑い声で途中目が覚めてしまうこと、そして夕方まで起きないため料理もしないことなど、色々聞くのである。

そうしてなんとかやっと、日常を壊すのが怖くて自分から別れられないタイプの友人が別れを決意して、私の思いどおりになるかと思いきや、なかなかことが進まない。それどころか、今私はその友人にLINEをブロックされている疑惑がある。多分、彼女にスマホを貸せといわれてブロックされたのかなと。既読スルーが一週間ほど続いている。機械に弱い人なので、ブロックの解き方もわからないのだろう。

私は1月に二、三度発狂した。

なかなか自分の思惑通りに進まず、友人からなかなか返事もこないため、「なんであいつがのうのうと幸せに生きていて私はこんななの!!」と。

そのたびパートナーになだめられた。泣き叫ぶので、アパート住まいである我々は隣人に迷惑をかけないようにティッシュ箱を持って外へ出て泣き叫んだ。

そのたびパートナーに「もう見るのはやめなよ」と言われた。うん、と答えた。

でも私は結局、見てしまう。

発狂して諭された一週間後とか、どうなったかな、今なら大丈夫だ、と思って見ると、相変わらず働かず家事もせず全て養われ自分の都合で近くのコンビニですら毎回車を出してもらいまた浮気をして幸せそうにしている彼女の姿があった。

そしてまた発狂する。


パートナーに「病気だよ」と言われた。

私は、病気だ。

まるで、アルコール依存症の人が禁酒に成功して「もう大丈夫だ」と思ってお酒を飲んだらまたアルコール依存症になってしまったかのような。

おなじだと思う。

これは、なんという病名がつくのだろう。

私がここまで病気になってしまったのは、一つ、彼女自身への誹謗中傷をしてこなかったからだと思う。

私はある程度インターネットをしている期間が人より長い。そのため、人へ直接誹謗中傷を送ったらどうなるか…など、わかっている。訴えられるかもしれない、など。だから、そのようなことは一切してこなかった。訴えられても払えるお金がないし、そうやって向こうの私腹を肥やしてしまいたくはなかったから。

そう、ここも怖いポイントだな、と思う。

私はもはや、モラル上の問題で誹謗中傷をしないのではなく、お金がないから、しないのだ。

じゃあお金があったら?

今の状態の私なら間違いなくしていただろう。

こういうところとか、自分で自分が、怖い。

けれど事実なのだ。誹謗中傷をしてこなかったから、思いを吐くところがなくて、奴の化けの皮を剥がす場所がなくて、溜め込んで、結果発狂してしまっているのだ。

私は、化け物だ。



結局このようにずっと怨念を持っていると、仕事中とかもずっとずっと、あいつのアカウントのことを考えてしまう。なんかパートナーである友人の愚痴とか呟いていないかな、また別れさせる理由になることを呟いていないかな、など、本当にずっと、アカウントを見たい衝動に駆られる。それで、ミスをして、「今日はうわの空だったね、どうしたの?」と言われることもある。

私はもはや病気なので、日常生活にも支障がでる。うつになることはもちろん、趣味が手がつかない、とか、漫画を読むこともままならない、とか。集中力の低下が激しい気がする。

なんだろう。

きっとただうらやましいだけなのだ。

私は今大学4年生で就職が決まっておらず、かつ精神的虐待をしてきた父親と言い争って家を出たから家にも頼れず、パートナーも正社員じゃない。

でも奴は、正直太っていてかわいくなく(本当は痩せていることがかわいさの条件、みたいなのも嫌いなのだが、奴に限ってこうなってしまう)、家事も働きもしない、浮気するだけ、お金ももちろんいれないのになんで高給取りの人と付き合い続けられているのか、なんで養われ続けているのか。

妬みと羨望って、似ている。いや、同じなのかもしれない。

パートナーにはとても申し訳ないと思っている。だってこれは、ある意味パートナーと友人を比べているのだから。私は、ずるいと思う。正々堂々自分の力で幸せになって勝とうとしないで、そうやってパートナーの社会的地位で自分の幸せを図ろうとしているのだから。

こうやって、自分の嫌いな部分と、「わかっている」部分とが自分の中で言い争って、ごちゃごちゃになって、ためこんで、また発狂するのだ。



あーあ。嫌だな。


やめたい。



この記事が必要としている誰かの目に届きますように。

まあ、私は、今までどおり、誰にも気にかけられずに終わってしまうのだろうけど、ね。


これからも自分のこととか、ネトストの状況とか、書いていけたら書いていこうと思います。

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