見出し画像

読書:世界一流エンジニアの思考法

1 生産性を高める方法
2 得た情報を整理、記憶するための最良の方法
3 何らかの専門的技術を高める方法

この3つに得た学びを集約し示す。

1生産性を高める方法について

著者がマイクロソフトでエンジニアとして勤務をしている。
周囲には、優秀な社員が多くおり、その社員との交流から得た知見を本書ではまとめてある。
その中で「生産性を高める方法」について記述されていた。

「シングルタスク」「基礎を固める(活用レベル1を増やす)」「メンタルモデルを作る」
という3つの具体的な方法がある。

シングルタスクにおいては、よく聞く内容であるが、
実際にマイクロソフト社で活躍しているエキスパートもマルチタスクを避け、
シングルタスクで仕事を進める
という。
人間の脳の仕組み上、シングルタスクが最も生産性が高いということが示されている。

基礎を固めるについては、3つ目の「技術を高める方法」で詳しく示す。

メンタルモデルについては、私が無意識で取り入れていた方法であった。
世代的には、若い時によく見ていた「美食漫画のトリコ」のようだと思った。
トリコでは、自分の「スープ、メインディッシュ、デザート」などのフルコースを決める物語である。

私もそのように「読書法」「記憶法」「課題設定法」などを、
何らかのフレームワークを活用したり、誰かの方法を活用したりと、
自分の中でのフルコースを作るイメージでいた。
これを「メンタルモデル」を取り入れると表現するようだ。

2得た情報を整理、記憶する方法について

得た情報は「思い出す」ことで、記憶に定着させる。
これが唯一の方法であると述べられている。

結局の所、エビングハウスの忘却曲線からも分かるように、
人間の記憶はよっぽど感情が動かない限りは、基本的には「反復」で定着される。

このように、noteにまとめる行為などは、
まさに記憶定着の方法に繋がる。
著者も自身のブログやnoteに学びをアウトプットするようだが、その目的の一つは、学んだことを定着させるためにあるという。

3何らかの専門的技術を身につける方法について

結論「基礎固め」が最大に重要であると書かれている。

いくら新しい内容を理解しようが、それを活用するためには「意識しなくても使える状態」にならなくてはならない。

これはかなり共感できると感じる。
仕事やプライベートで新しい技術を活用しようとするその瞬間、
うまくいくことは多くあるが、新しい技術に飛びついてしまうと、一度身につけたはずの技術や知識が活用できなくなってしまったと感じることがしばしばある。スポーツでも同様だ。

レベル2:理解したので、意識しながら活用できる
状態まで行けたら、それを「意識しなくても活用できる」状態まで落とし込んでから、次の技術を使うと良い。


【記事のサマリー】

  • 生産性を高める方法のアイデア1: シングルタスクに徹するだけでなく、タスクを優先度に応じて分類し、効率的に進める方法を提案します。優先順位を設定し、タスクごとに短い時間枠を作り、集中して取り組むことで生産性を向上させます。

  • 生産性を高める方法のアイデア2: 「基礎を固める」に注目して、新しいスキルを身につける前に、関連する基礎知識をしっかりと学習する方法を提案します。基礎がしっかりと身についていると、新しいスキルを習得しやすくなります。

  • 生産性を高める方法のアイデア3: メンタルモデルを作る代わりに、仕事やプロジェクトごとに独自のマインドマップやフレームワークを作成する方法を提案します。このようなマインドマップやフレームワークは、タスクを整理し、複雑な問題を解決するための道順を示すのに役立ちます。

  • 得た情報を整理、記憶する方法のアイデア1: アウトプットの重要性を活用し、自身のブログやノートに学んだことをまとめる方法を提案します。情報をアウトプットすることで、自分の理解を深めつつ、記憶に定着させることができます。

  • 得た情報を整理、記憶する方法のアイデア2: アウトプットだけでなく、情報を定期的に復習することで記憶の定着を促す方法を提案します。定期的な復習によって、情報が長期的な記憶として定着し、より効果的な学習が可能になります。

  • 何らかの専門的技術を高める方法のアイデア1: 基礎固めだけでなく、実践的な学習環境を作ることで技術を高める方法を提案します。実際のプロジェクトや実践的な演習に取り組むことで、理論だけでなく実際の技術力を向上させることができます。

  • 何らかの専門的技術を高める方法のアイデア2: スキルの定着を促すために、定期的な振り返りとフィードバックを行う方法を提案します。自身の成果物やプロジェクトの結果を振り返り、改善点や学びを見つけ出すことで、より高い技術力を達成することができます。

  • 何らかの専門的技術を高める方法のアイデア3: ペアプログラミングなどの協力学習を取り入れることで、他者との相互作用を通じて技術を高める方法を提案します。他者の視点や知識を取り入れることで、新たな学びやアイデアが生まれ、成長を促すことができます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?