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米大学部留学ブログ冬学期Week 10

3月9日(土)Vol. 24

冬学期10週目。今学期の授業が全て終わり、期末試験が2つあった。
毎学期お馴染みのことだが、期末試験週間の1週間前が学期の中で一番忙しい。試験勉強のほかに、各授業最後の課題をこの週に終らわせ、重量運搬ロボのプロジェクトの期限が迫っていたので、授業が終わるとラボに行き作業する日が続いた。ラボには夜中の3時まで残り、寮に帰って残りの宿題を片付けていたので、睡眠時間が2、3時間しか取れなかった。金曜日に試験が終わり、夜ご飯を食べて寮に帰ると力尽きてベッドに倒れる。

重量運搬ロボのラボでは、今週はカンファレンスで使うデモストレーション用のスタンドを作ったり、プリント基盤のシールドボックスを設計したりした。見た目はシンプルそうに見えるものでも、実際には作るのはかなり大変で、材料の予備が無いためミスも許されない。

ほぼ完成したロボット(3台ある)
デモストレーション台
(オーダーメイドもできそうだが、自分たちで作るのが一番早くて効率が良いそう)

私が3時くらいに帰っても、4時半くらいまで残って作業している人がいて、その人たちの健康面が心配になる。私が遅くまで残ったのは今週だけだが、彼らはこの3週間ほどはずっと夜遅くまで作業している。研究者は大変だと改めて思った。
ラボに遅くまで残ると、ラボの教授が夜ご飯に好きなものをUberEatsで頼ませてくれる。今週の唯一の楽しみはこれだった。夜ご飯をプロジェクトメンバーと一緒に食べ、雑談する。先週のブログでも書いたが、研究以外の話が教授やメンバーと出来る時間は楽しい。もう10週目だけれど、メンバーのことをもっと知れた気がして、1週目には入るのさえ少し遠慮していたラボが、自分の第5(?)くらいの居場所に感じるようになった。

今日、夜ご飯の時間になると、PhDの人が台湾料理のお店の春雨が食べたいと言いながらお店のメニューを見ていた。すると、一番タピオカから無縁そうな教授(40代男性)が、"Can I get boba from there" と聞く。教授曰く、毎週一回はタピオカを飲むそうだ。凄く意外だけど、嬉しそうにタピオカのメニューをスクロールしている教授はかわいい。でも、教授以外の人のドリンクにはタピオカが入っていたのに、教授のだけには入っておらず、ただのミルクティーが届いてしまって可哀想だった、、

今日の夜ご飯☺︎

特に内容のない1週間の日記だったが、来週のブログで今学期をちゃんと振り返りたい。
来週は期末試験が1つあるのと、ラボのプロジェクトの期限が月曜日なのでそれらが終われば冬学期が終了する。春休みまであともう少し!

追記 5:25am:
3台のロボットが完成し、デモストレーションを試しにしてみるとなんと1回目で成功した!今まで一つ一つの部品を作る作業をしていたが、それらが一体となって動くともっとロボットについて理解できた。結局今日は朝5時までラボに残ってデモをしたり、仕上げ作業をしたりした。長年かけて作られてきたロボットが完成形として初めて動いたところを見れて良かった。
教授も、今までのプロジェクトの中で一発目で成功したケースはこれが初めてだったそう。
あとは本番まで何か突然バグが現れないことを祈るばかりだ。

とりあえず寝よう。


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