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人は恋をする、何があっても #21

どうも微妙な雲行きである。あちらの方が突っ込んできている気がしないでもない。しかし、自分もココロときめくのも事実だ。おぢさんが恋に堕ちるのには時間がいる。用心深いのだ(その割にはイエローカード寸前までやってるくせに!)。

ここは自分を見てもらうようにしようと思う。

実は今から30年前、前の会社の先輩に連れて行ってもらったバーのマスターとは店が変われどずーっとお付き合いをしてきた。言い換えれば社会人になってから、ナンパ、結婚、お付き合いした女性、同僚の女性(20人以上だ!)はすべて見せており、彼もプロなのでよく覚えている(ほかの女性には決して言わない)。時として彼はかなり鋭いご神託をくれる。ご神託がない時の方が多かったが、ご神託は重要なんである。しばらくはあの女性(ひと)を連れて行ってみようと思う。

因みに最初の妻と結婚するときには以下のやり取りがあった。

「この先のすべての運を使い果たしてもいいから彼女と一緒になろうと思う」

「矢野さん、恋愛と結婚は違いますよ。矢野さんの人生だからねえ。私が思うにあの人いい人だけど、矢野さんとの反りは合わないように感じるのよ。矢野さん、まじめだけど彼女は自分に甘く人にはキツイ人かなとか感じてますよ」

結婚して10年経つ前にバツイチとなった。反りが合わないのは結婚して1年経たないうちに露呈して、9年目にして離婚調停を起こされてしまった。メンタル病んでる時であったし、厳しかったので脅しに屈することなくおさらばした。慰謝料は払わなかった。自分に落ち度はないのだから。

今の妻とは何も言われなかった。いや、正確に言えばこんなことを言われた。

「前の奥さんとは真反対の方ですね。垢抜けないのが矢野さんのお相手らしくないけどねぇ。」

今のところ、9年経ったが順調な家庭生活が続いている。

あの女性(ひと)はどうなのかな。のめり込む前から(ちょっと遅いかもしれない)見せてみよう。


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