美味い店リストを作ること!
先日、友達と知り合いの大人と(自分も大人だけど)ご飯を食べに行った。その人は、それはそれはすてきな大人で、会うたびに元気が出る。
人生を幸せに味わおうというバイタリティーが泉のように湧き出ているし、会うたびに私たちをも同じ道に導いてくれるパワーのある人だ。
思えば、大学生活ではそういう楽しそうな大人とか、こうなりたいと思える大人というものに会う機会が多くて、これから先のロールモデルを得たなぁと思う。
それはさておき、その人と会うときは美味しいご飯と美味しいお酒がつきものなのだ。高くて格調高いというよりは、質実剛健に美味いものをいつも食べにいく。夜食べるか、昼間っから飲むか、何軒目の店なのか、あらゆるシチュエーションと、お店の雰囲気と、すべてが相まった美味しさ。
注文をしてから届くまでの間、今注文したものが、いかなる美味しいものなのかを教えてもらう。その描写があまりにも美味しそうで、注文したから今すぐ食べられるというのに、もはや待ちきれない気持ちがどんちゃんと騒ぎ出す。
そして、その最高潮に高まった期待に対して負けないくらいに美味しいものが出てくるのである。魔法みたいだ。
その大人の人は、そのような幸せを充実させることに余念がない。どんな風に考えるべきか、どんな風な言い回しをすべきか、そういうところにも楽しく生きるための方法が満ちている。
そんな人に、直近でご飯を食べに行った時に勧められたのが、お店のリストを作ること。自分が美味しいと思ったお店もそうだし、人から勧められていきたいと思ったお店もいれて、リストを作る。そうやって、自分の中の美味しい世界を充実させていくのだ。
あれを食べる、と決めて、お店でそれを食べる、という楽しみを私は大学生になってから知ったのだけれど、お気に入りの店やお気に入りの食べ物を見つけることは、居心地のいい友達ができるようなものだ。確実に人生の支えになる。
地道にリストを作れば、10年か20年後には立派な幸せリストの出来上がりに違いない。
ということで「楽しいは作れる!」をモットーに、最近はお店のリストをつけています。
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