1月読んだもの観たもの

『有閑倶楽部』
年末年始に、祖父母宅で読んだ。もう繰り返し読んでいるけど、久々に読んだら、結構ルッキズム強いな〜〜ってなった(性格の悪さや成金の趣味の悪さと、ブスがセット)。
ずっと変わらず好きな作品だけど、時間が経つとこういうこともあるよねって思う。

『透明なゆりかご』1〜5話
撮りためていたので、やっと途中まで見た。
清原果耶さんめちゃすごい。
あと、NHKのドラマはすごい。

『ルポール シーズン11、4〜7』
今月の可処分時間をほぼ捧げた。
シーズン11は、最新シーズンなだけあって出演者のクオリティめちゃ高いし、間違いなく楽しめる。トップ4も、それ以外も大好き!!(でも、推しが一番好き!!)
シーズン4はあんまり応援したいクイーンが見つからなくて、ぬるっと見てしまった。私は一般男性をドラァグさせるチャレンジ結構好きなんだけど、この回はちょっとひどい人がいるのでしんどい。
シーズン5は、かなり見所がある。人数が減れば減るほどヒリヒリした雰囲気が強まるので、うぅ…つらい…となる。でもこの回の一般人ドラァグの回はめちゃいい。優勝者のこと大好き!
シーズン6は、面白いという噂の通り、個性が強いクイーンが多くて、初期脱落メンバーもかなり好きになれるので、13話の全振り返りが楽しく観れた。インスタ漁ってると、トップ3メンバーが番組後も超仲良しで最高。
シーズン7はちょっとつまんない。1話目はめちゃめちゃにいいんだけど、没個性気味でルポールがわざわざ話をかき回してあげてる感じがする(演技課題も下手気味)。でも、この回の優勝者は、最高。シーズン8のグランドフィナーレの姿とか泣いちゃう。
シーズン8は、一番好きかもしれない! めちゃくちゃに個性が強いし、回を重ねるごとに成長するクイーンが多くて見所たくさん。適度に対立しつつ、トゲが立ち過ぎず、トップ3が選ばれる回では、みんなの出し切った感と、審査員も今回はめちゃ楽しかった感があっていい。

『人生フルーツ』
今年一番最初に観た映画。逗子在住の友達と、逗子のこぢんまりとした映画館で観た。
構成がよいドキュメンタリーだった(かなり長きにわたって撮影していたんだろうなと思う)。
時代が違うから、女性の生き方も違うけど、これはこれで幸せだっただろうね、と、友達と話した。私たちは違うけれど、否定はできないねって。
生活はすごく良くて、こういう風に年老いて、こういう風に死んでいきたいなぁと思った。

『啓蒙とは何か』カント
書籍。岩波文庫。友達と、我々は啓蒙について学ばねばならぬよ!ってなって会うまでに各々読んでくるように、って話ししたけど、この中に入っている、啓蒙とは何か、以外は読まずに集合してしまった。
従いながら従っているものに対して意見を持つことは、問題がないよ、と言ってくれるねって話をした。結局他のことの方がたくさん話した。

『借りの哲学』ナタリ・サルトゥー=ラジュ
書籍。資本主義経済のおかげで個人が自由を手にしたのは確かだけど、資本主義が立ち行かなくなってるのも確かだよね、ということを最近考えていて、経済に対する知識が全然足りてないんだよなぁと思う毎日なんだけど、かなり面白かった。
『anone』とか『万引き家族』とか、疑似家族というテーマがいま必要とされるのは、この本の視点で見るとよく分かる。

『パラサイト』『キャッツ』
映画2本観るだけの有給。贅沢〜〜。
両方感想はフィルマークスに書いた。ネタバレすれすれに書くと、パラサイトはある地点を中心に前半と後半が分かれていて、計画がキーワードの巧みな映画。『キャッツ』は舞台と映画は違うからもっと映画向けに翻案できたらよかったねって映画でした。

川久保晴『23歳』
大学の友達の演劇。今回は一人芝居だった。
1人で作演出出演してて、50分近く1人で全部演じるの、本当にすごい。
本当にめっちゃ笑うし、あと泣いた。泣いたけどやっぱ笑った。ちょっとハグしたくなったから、川久保ちゃんにちょっとハグして、帰った。
いつも川久保ちゃんに会うと頑張ろうと思えるし、しゃきっとしようと思う。また次の作品を見にいくのが楽しみ。

ままごと『ツアー』『タワー』
愛知の長久手まで観に行った演劇。
ツアーは、作品としては未完成なのかもしれないけど、未完成であることが重要な作品だと思うので、その旨をnoteに書いた。
観に行ってよかったね。

ままごと『反復かつ連続』『あゆみ』
ツアーとタワーの間に、長久手で上演された昔の柴さんの作品が上演されていた。
『わが星』で柴さんを認識してる人だったら、ツアーやタワーより、この2作品の方がピンときそう。こうやって、作品が変化していったのだなぁと感じた。

『BEASTARS』15巻16巻
紙で買ってしまっているので、紙で買い続けている。毎度のことながらきちんと面白くてすごい。年々思うけど、面白いものをただ面白く作れるのって本当にすごい。

『マイブロークンマリコ』
前にtwitterでみて、これは発売されたら買わなきゃ、と思っていたから買った。
ネットで読める分で、ほぼほぼ話の山は終わりだったけど、こういうグッとくる瞬間を求めて知らない作品の山の中を彷徨うよね、と思う。

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