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詩のようなもの

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詩の定義が自分の中で曖昧なので、自分が書いた中で詩だと思われるものを集めました。
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#コラム

【詩】 鏡

鏡を見た。 一人の男が現れる。 彼は物心ついた時から鏡を見るたびに現れてくれる。 彼とは…

東京、午前3時

ー どこに向かってるの? ー 午前3時、赤坂から上野に向かって歩いている。 もう?いや、ま…

気散じ旅の終わりに

東京に戻る東海道新幹線の中にいる。 旅が終わる。 この帰路が一番切なくて物悲しい。 新横…

東京寧静

華やかな毎日に諦めきれない現実。 ただ幻のような時間だけが、流れるのを止めてくれない。 …

凡人の証明

僕は凡人である。 特に秀でた才能もない。 だからと言って、凡人だという事は証明出来ない。…

夜の最果て

眠れない夜。 長い長い夜。 SNSやYouTubeで時間を潰すがなかなか眠くならない。 気づいたら…

The world is mine

子供の頃は、自分が世界の中心にいた。 そんな意識は無かったけれど確かにいたのだ。 少しずつ大人になるにしたがって、どんどん端に追いやられて行った。 20歳になる頃には一番端の壁際に追いやられて、その上、床に這いつくばって生きているような気分になって行った。 自分の中でずっと天動説を唱えて来たのに、いつの間にか周りの圧力に負けて地動説が染み込んでしまったようだった。 子供の頃にも、思い通りにならない事も沢山あったはずなのに、願えば叶うと信じていたのかもしれない。 大

K65

K65。 これは、何かの機会があったらこういう名前を付けようとしていたニックネームのような…

シンプルに書く

文章を書くのは難しい。 よりシンプルに。 より何となくで感じ取ってもらえるように書きたい…