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デザイナーが気になるデジタル技術 #4

こんにちは、ヤギサワです。
今回は「デザイナーが気になるデジタル技術」のコーナーです。
このコーナーは「このVRすごかった!」「とてもおしゃれなプロジェクションマッピングを見つけた」など、デザイナーたちの雑談会の中身を発信しています。

さっそく最近の気になるデジタル技術を紹介していきます!

前回の記事はこちら!


ネズミ用VRゴーグル「iMRSIVシステム」

https://www.cell.com/neuron/fulltext/S0896-6273(23)00893-0

ひとことコメント by岡田
・実際にはヘッドセットではなく、視界を覆うようなゴーグル的モニターにギリギリまでマウスを近づけて体験させるシステム。
・鳥など仮想敵から狙われるシチュエーション、いろんなシーンを再現して体験させることが可能。
・マウスはわりとVRへの順応がはやく、自然界でのリアクションに近い反応が測れるそうです。
・動物×VRについてあまり考えたことがありませんでしたが、そういう使い方もあるんだなぁ、と。VR酔いをする子はいないのでしょうか。

LGのストレッチャブルディスプレイ

ひとことコメント by岡田 
・特殊シリコンとマイクロLEDによるシート状の柔軟なディスプレイ。
・曲げることが可能なだけでなく、全方位に20%ほどの伸縮性があり(12型→14型などに)、100ppi、フルカラー対応。
・布のように自由自在で、全方位に伸び縮みするってすごいですね。凹凸やアールのある壁面はもちろん、ウェアラブル系のコンテンツとも相性が良さそうです。
・2024年までに装備や技術改善とのことなので、そう遠くないうちに実物を見ることができるかも。楽しみです。

回路マーカー「AgIC #1000インク」

ひとことコメント by小木曽
・電子回路を描くことができるマーカーペン「AgIC #1000インク」。
・このマーカーで線を引き、電池やスイッチなどの部品をつなげて回路を作ると電気が通る。
・紙に直接電子回路を印刷できるインクも開発されている。
・関電工のCMが有名。絵をかいて工作を楽しむように手軽に電子回路をもつ物を作ることができるので、いろんなモノづくりや作品に生かせそう。

QRコードの歴史とAIイラストを用いたQRコード

ひとことコメント by八木沢
・QRコードは開発されてからもアップデートされ、新たな派生規格のQRコードが開発されていますが、AIイラストを用いたQRコードが自由に作成できるまで進化しています。
・横長のQRコードがあったのはびっくり! 私は見たことがないのですが、工場やサプライチェーンにおける部品単位のトレーサビリティや、デザイン性が重視されるブランド品などに使用する目的で開発されたそうです。
・まだ読み取り性能などの懸念から企業案件での利用は難しいとのことですが、AIイラストを用いたデザイン性の高いQRコードなら、コンテンツの世界感を損なわずにイベントやポスターなどで使用できそうですね!

毛先のタッチが水彩画感覚のように描けるタッチ筆ペン

ひとことコメント by八木沢
・すべての毛に通電コーティングがされている新しいタッチペン。
・筆先がタッチパネルに反応していろんなお絵描きツールで、まるで筆で描いてるかのような体験ができるそう。
・いつもタブレットでタッチペンを使いイラストを描いているのですが、どんな使用感なのかとても気になります! 水彩画などはとてもアナログ感覚で描けそうですね。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
こちらの記事は隔週でお届けいたしますので次回もお楽しみに!


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