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ビルの外壁がARアートギャラリーに! 「Museum of AR(MoAR)」

こんにちは、「Experience×Technology(体験×技術)」の松田です。

突然ですが、皆さんが見たことのあるAR(拡張現実)の中で、
一番大きな作品は何でしょうか?
今回は、ビルの外壁を使った超巨大なARアートの事例をご紹介します。

「emoc」 / Whatever

コンクリート打ちっぱなしのシックなビル。
その外壁に描かれたQRコードをスマホで読み取ると、
目の前に巨大なキャラクターが出現!
キャラクターはビルにぶら下がったり、壁を突き破ったりと、
大迫力のアクションを見せてくれます。

こちらは、東京都港区にあるWHATEVERビルの外壁で体験できる
ARアートギャラリー「MoAR(Museum of AR)」の作品群のひとつです。

WHATEVERビルは様々な分野のクリエイターが集う
コワーキングビルとなっており、
「MoAR」の作品の多くは入居クリエイターの手によるもの。
現地でのAR体験にはiPhone/iPadが必要(※)ですが、
作品群は公式Webサイト上でも鑑賞できますよ。

「Tendon」 / Daihei Shibata

ビルの中から巨大な天丼が出てきたり、

「Ghost Building」 / Whatever

ビルからお化けを吸い出すミニゲームが始まったりと、
クリエイターの個性が光る多種多様なAR作品を楽しむことができます。

筆者が特に気に入っている作品はこちら。

「ピザの切り分け方ヤバい人」 / 地球のお魚ぽんちゃん

「建物に投影される意味が皆無の作品をあえて目指した」そうです。自由!

*  *  *

「外壁にQRコードを描くことで、建物全体をデジタルアート化する」
という大胆な発想が面白い事例だと感じました。
いずれ、街中の建築物や公園にQRコードが描かれ、
気軽にARアート散策を楽しめる日が来るかもしれませんね。

※「MoAR」はiOSのApp Clip機能で作られており、アプリダウンロード無しで体験できます。


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Experience×Technology(体験×技術)


執筆者:松田
株式会社フラッグ コミュニケーションデザイン部のディレクター。
主にデジタルコンテンツの企画と進行管理を担当。
元組込み系プログラマー。好きな食べ物はチーズナン。


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