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note6周年に、伝えたいお話

noteもいよいよ6周年、去年は成長と躍進の年でしたが…今年は試練の年にもなりそうです。

2020年、みなさんにお願いしたいこと

この激動の中、私たちがすべきことは、とてもシンプルです。「noteによる世界の支援方法」を、できるかぎり多く見つけてください。そして、どんどんチームに共有してください。

今は厳しい時代ですが、ポジティヴな環境要因もあります。

それはなぜか? 現環境においては、「ネットをよくすること」「コロナとの戦い」「サービスの成長」は、限りなく重なり合っているからです。

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いま現在、インターネットをよくすれば、あるいはコロナ戦との戦いを支援すれば、サービスは自然と成長していきます。

本質的でないグロースや、キャンペーンに注力する必要はありません。

細かすぎるコンバージョンやPV変動に、振り回される必要もありません。

局所的な利益相反も、軽微なものは無視して構いません。

今は、正しいことを正しくやるだけで、よいのです。

noteというサービスが「今の社会状況に、どういったバリューを提供できるか」…それだけを意識し、それだけを最大化していきましょう。あとは経営陣がなんとかします。


社会利益と企業利益を重ねていこう

一方で、注意しなければならないのは、大局的なバランスです。一企業としてのnoteには、できることに限界がある。それもまた現実です。

残念ながら、無限にお金をばら撒きながら、慈善事業を行うことはできません。正しいことをしようとすれば、持続可能性を担保する必要があります。

そのためには、社会利益と企業利益が重なるように、noteを設計していくことが重要です。

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両者のバランスこそがnoteの運営のキモです。社会利益だけを追求すれば、壮大なボランティアとなってしまいます。キャッシュアウトにより持続可能性を失うでしょう。

一方で、企業利益だけを追求すれば、我々はその存在意義を見失います。社会を踏み台とした収奪的なビジネスに、なんの意味があるでしょうか?

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我々は、この両極のバランスを取りながら、つねに中道を維持し続けなければなりません。経営陣がバランスを見失っていたら、いつでも指摘をしにきてください。


当面のチャレンジについて

私たちのミッション、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」は、この程度の災害では揺るぎません。戦争が起きようが、ミサイルが落ちようが、ゾンビが発生しようが、ゴジラが襲来しようが、その時代のクリエイターの可能性を最大化すること。それが私たちの使命です。

表層の騒ぎに右往左往することなく、常に本質的なことを追求する。「この時代、クリエイターが必要としていることは何か」を考え、実行し続けましょう。


私たちの当面のチャレンジは、「VSコロナ」「VS経済」「VSメンタル」の3軸の援護射撃です。

VSコロナのチャレンジ
新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会」など、専門家を誘致・連携していきましょう。正しい情報の集約と拡散をサポートし、インフォデミック(誤った情報の氾濫)を封じ込めます。

VS経済のチャレンジ
この環境下での、お金の考え方、備え方を発信していきましょう。飲食店やイベント・旅行業界など、経済ダメージの多そうな産業への支援方法を考えましょう。経済政策について広く議論するのも、よいかもしれません。

VSメンタルのチャレンジ
厳戒態勢下の絶望や不安を和らげましょう。ポジティヴになれるもの、気が紛れるもの、家の中で見つけられる楽しみや遊びなどを配信しましょう。孤立した人々を繋げていきましょう。僕らの真骨頂はここです。

すべて、今の時代に必要なことです。持続可能性を担保しながら、時代に必要とされる情報を広く届ける。そのために必要なことは、どんどんチームや経営陣に提案してみてください。そんな感じで、2020年を乗り越えましょう!


P.S.
本日からサービス名と会社名が統一され、どちらもnoteとなります。


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オープン社内報

いただいたサポートは、コロナでオフィスいけてないので、コロナあけにnoteチームにピザおごったり、サービス設計の参考書籍代にします。