人事制度づくりで大切なこと(その9)
制度ができ上がって動き始めたら、その趣旨を大切にしながらしっかりと運用していくことが大切です。
制度の趣旨から外れるような特例措置を行ったり、制度を拡大解釈して歪めた運用をしたりすると、途端に制度が崩壊してしまいます。
ですから、制度を主管する責任者や担当部門(人事担当役員や人事部など)が、全体に目を配りながら責任感を持って運用に取り組むことが求められます。
一方で、制度を優先しすぎて、制度を維持することが目的になってしまうことも問題です。制度に拘りすぎると、「杓子定規」