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#20 ダフトパンクの解散から学ぶこと~アイツとは違う方向に、俺は。~

こんにちは、fkr8(エフクリエイト)です。

このnoteでは、主にHIPHOPやプログラミングに関することを書いています


先日2月22日、エレクトロ・ミュージックのスターデュオ DAFT PUNK(ダフトパンク)が

今年2021年で、解散することを表明した。

2人は「Epilogue(エピローグ)」と題した映像を公開し、28年間の歴史に幕を閉じることを告げたのだが

この動画をみて僕は「自分の行きたい方向へ進むこと」を改めて強く認識した。

動画は、2人ならんで荒野を歩くシーンから始まる。

少しして、1人の歩幅が遅れだし、2人との間に距離がうまれる。

前だけを見て歩き進んでいたもう一方は、しばらくしてから相方の異変に気付き後ろを振り返る。

ここで、当然同じ方向を向いて歩き続けていたと思っていた2人は

いつしか、お互い違う場所を求めていたことに気づかされる。

すべてを悟った2人、もう同じ覆面を被って共に進むことはできないと固い決意を感じて、相方の爆破スイッチを押す。

最後は何もない荒野をまた、遠い遠い陽の光に向かって歩き出す。

ここでダフトパンクを知らない人にすこしだけご紹介したい。

学生時代に出会った2人は、1993年にフランスでダフトパンクを結成。

初フルアルバムの「Home Work」は、宅録ながら世界中でビッグセールスを記録し、フレンチハウス・ミュージックの一大ムーヴメントを2人で作り上げた。

名前をしらない人も一度はきいたことがあるだろう”AROUND THE WORLD”もファーストアルバムに収録されている

飛ぶ鳥を落とす勢いで2001年リリースされたセカンド「Discovery」では

何曲もシングル・ヒットを連発して、人気を不動のものにした。

日本のアニメ界の巨匠、松本零士が手掛けたMVも有名な”Digital Love”は

ロボティックで宇宙的なエレクトロサウンドと、アニメーションが

郷愁的な「ロボットの愛」を表現していて、

飲みすぎた夜明けに何度聞いたか数えたことがない

そのほかにも2000年代、カニエウエストの楽曲でもサンプリングされた

“Harder,Better,Faster,Stronger”なども収録。

ロック色の強い3rd、映画「Tron」のサントラアルバムを経て

2013年、僕が大学生の時にリリースされた4rdアルバム「Random Access Memories」は、コロムビアから出たLPレコードも買った。

80sディスコ、ブラックミュージックのテイストがちりばめられたこのアルバムは

ファレル・ウィリアムスがフィーチャリングされた”Get Lucky”があまりにも有名で 当時クラブに行くと必ずプレイされてた。

CHICのギタリスト ナイル・ロジャースの参加したこの曲は、

とにかくループされるギターリフがたまらなくかっこいい。


いま聞いても色あせることないクラシックな音楽を2人で作ってきて

今年、解散を表明したのは自分にとっても、衝撃なニュースだった。

解散した真意はわかるわけもないし、方向性の違いを理由に解散するバンドは

全然珍しくもない。

けれど、今回のようにYoutube動画で、2人の歩幅が違ってきたさまを

表現して、解散表明するのは、かなり新鮮に感じた。


僕はこの解散表明の動画を夜中に観て、自分の周辺に置き換えて考察してみた。

自分がしかける側になって新しいことをやっていく。

最初は至極シンプルで、ピュアな気持ちが原動力だ。

けれど、ビジネスは1人の力だけでは成しえない。

様々な人がかかわってきて、自分の本当にやりたいことは何だっけと自問するタイミングがやってくる。

1人ですべてのことをできるとは到底思っていない僕だが

自分のハンドルはしっかり握っていたい。

結局自分の行きたくない場所に自らハンドルを向ける人生は、つまらないものになってしまう。

「あいつはその道を進むんだろうけど、俺はこっちの道なんだ」

改めて初期衝動が芽生えたときのピュアな気持ちが、

このダフトパンクの解散表明動画を観ることで認識しなおすことができた。

「僕はこの道しか進むことはできない。」

関わる人間に感謝しつつも

こう言い切れるように、スキルを磨いて進んでいこう。

運営するオンラインプログラミング学習サービス「ヲフトレ」では

いつでも無料カウンセリングを受け付けている。

ヲフトレの公式LINEアカウントに登録してもらって、通話で30分程度時間をもらって方向性を決めさせてもらう。

自分の進む道を一緒に考える相手がほしいようなら、下記fkr8ウェブサイトから、随時問い合わせを受けています。

それでは、また。

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