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人生100年時代後半戦の稼ぎ方:信頼社会を生き抜く

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人生100年時代を過ごす心構え
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#エッセイ

集団主義(安心社会)からの脱出が難しい理由:信頼概念についての誤解と対策

ここまで、崩壊しつつある日本企業の集団主義(安心社会)に安住していると、新たな職を見つけ…

集団主義の本質の「安心」から離れて職探しするには準備が要る

前回、日本企業の集団主義に安住していると定年後のビジネス活動継続が難しくなると書いた。今…

アンラーンすべきは集団主義。それに馴染むと、定年時に外に出ることが難しくなる

定年時に必要となるアンラーンのやり方について、3回続けて説明したので、ここからは何をアン…

異なる世界の疑似体験でアンラーニングを促すリベラルアーツ

定年後というロールモデルが少ない状況では、それまでの世界で身につけた習慣を自分でアンラー…

「安心社会」から離れ「信頼社会」で生きていくには

定年後に再雇用されたり独立して仕事を続けようとしても、思わぬ障害に出会い引退に追い込まれ…

定年時に最初にすべき準備:正規雇用者が属する「安心社会」からの脱却

マクロ的な人口・経済動向も理解したし、危機感も十分に感じたとしたら、次は定年に向けた準備…

定年時に危機意識を感じない人が多いのは、むしろ普通

世の中には、定年前に十分蓄えがあり趣味も豊かなので、定年後の隠居生活に何ら問題を感じない人も少数ながら存在する。そのような人には、この論は無意味なので、無視していただきたい。 さて、私が不思議なのはこのような恵まれた立場にないにもかかわらず、ただ無為に定年を迎えて慌てふためく、あるいは引退生活に流されていく人たちが多いことである。その最大の原因は、危機意識が持てずにいることなのだろうか? そんなことは、ないだろう。巷に溢れる「定年本」には「これでもか!」という位に、以下の

定年前後に多方面から迫る危機

前回、定年後も働き続けるための第一歩は、「定年引退という事象に危機感を感じていない」とい…

「定年本」で役に立つのは、内容ではなくその共通フレームワーク

なぜ同級生たちは引退してしまうのか?ここ10年以上、ずっと考えていることがある。「なぜ同級…

人生100年時代後半戦の、折り返し地点に差し掛かって思うこと (このままでは危ない…

現在、私はもうすぐ73歳であるがまだ仕事をし続けている。気がつけば、60歳で突如定年退職とな…