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ワンピースに学ぶ!人生の主役は誰か?

どうも明けましておめでとうございます。
これを読んでるあなたが、ちょっとでも明日が良くなるようにチョイアスです。
年が変わりましたが、様々な決意を固めて日々頑張られている人もいると思います。この記事は、頑張りたいけど気持ちが乗らない。変わるために、何から始めたらいいかわからない。そんな人に向けて書いたものです。

モチベーションはあって目標もしっかり定めている人はこちらをご覧下さい。

『人生の主役は自分自身だ』
みたいな話をあなたは聞いたことがあるでしょうか?
別にこれを否定するつもりはないですし、間違っていないと思います。この言葉を聞いて「そうか!自分の人生の主役は自分だから、俺は頑張るぞー」って思える人がいれば、良くも悪くも日本は現状みたいな国になっていないと思います。
ということは、多くの人が自分の人生の主役は自分だと思わずに生きているということではないでしょうか。

主人公・主役という言葉に圧倒される日本人

これは完全に個人的な見解なんですが、我々日本人は日本のハイレベルな教育を受けて生きてきました。義務教育という15年間で生活に必要な知識は入ると思います(本当に大切なお金や人間関係や社会の仕組みは身につくとは思ってません)。
ここで思い返して欲しいのは、学生時代にやった演劇の役や、クラスの委員長など、組織の中で中心的に活躍する主役やリーダー的な役割を経験したことのある人は多くないでしょうか。小学校で主役のように振る舞っていた人も、中学校に進学すると、自分より能力の高い人物に出会い、気づけば自然と主役から降りてしまう。学生時代は同じ年齢の中で主役のポストを争っていきますが、大学や社会人になるともはや年齢は関係なくなり、自分より能力の高い年下などちょっと見渡せば存在するし、自分のちっぽけさを感じてしまうことがあるのではないでしょうか。
そんな状況下で生きてきて、『あなたの人生はあなたの物、あなたが主役なのよ』と言われた所で、普通の人は「そうか!」とはならないと思います。逆に「そうか!」と思った主役経験が少ない人が組織の中で好き勝手やって組織をぐちゃぐちゃにしているのが、目に浮かびます。
つまり、人生の主役感を持てない人はおかしなことではないんですよね。無理に主役感を感じて生きる必要はないと思います。では、主役感を持てない人はどうすれば良いでしょうか。

主役ではなく自立を目指す

シンプルな話、確かにあなたの人生はあなたのもので、あなたが主役であることは間違いないと思います。だからと言って、主役を演じる必要はないのです。大切なことは、主役を演じるよりも【自立】していることです。
ここで言う自立とは文字のまんま、【自分自身の足で立っている】かどうかと言うことです。逆に言うと、誰かに依存をして生きてないか?と言うことです。そして、この自分の足で立っていると言うのは、物理的な意味より精神的な意味の方が強いです。
精神的な自立という言葉を聞くとあなたはどんなイメージをされるでしょうか。
簡単に言い換えると、【自分自身に責任を持つ】ということでしょう。自分から出る全ての影響に責任を持つ。言葉一つ発すること、作業一つを行う順番など、生きていく中で日々行う選択全てに自分が責任を持てるかどうか。仮に失敗したとしても、何かのせいにしない、全ての責任は自分であるという意識が常にあるか。
私が思う自立とはこんなイメージです。最近はSNSなんかをみてても、無責任な発言を繰り返す人たちが多くて、そんな無責任な発信を無責任に拡散するという無責任のオンパレードです。インターネット上だからこそ耐えれるものが、実際あなたが働いている職場で無責任のオンパレードが存在にするといかがでしょうか?
恐らく職場に居続けるという選択を選べる人間は少ないのでしょう。

ワンピースに学ぶ現代社会のスタンス

お待たせしました。タイトルは釣りではないので、ご安心を(エサみたいになってますが笑)
今や国民的大ヒットのワンピースですが、世代を超えて愛されている作品ですから、イメージしやすいかなと思います。
ワンピースの主人公はルフィですが、ワンピースの凄いところは麦わら海賊団、また敵キャラも含め、いつでも主役を張れるぐらいのキャラクターがあります。特徴あるそれぞれのキャラクターの過去編の物語が記されていることもあったり、夢が描かれていたり。それぞれのストーリーがあるので、キャラクターが顕著に立っています。(あまり話を広げると私は回収出来なくなるので、麦わら海賊団の話に絞りますが笑)
恐らく誰が主役でもストーリーを進めることが出来るのでしょう。いわゆるスピンオフというのが、無限に描けるということでしょう。それはそれぞれのキャラクターが自分自身の行動に責任を持ち、自分が『今』出来ることに全力で取り組んでいるからではないでしょうか。だからこそ、読者の心を惹きつけてファンを増やしているのではないかなと私は思います。
そして、ワンピースから学ぶ大切なことは、それぞれが【自分の役割を全うしている】ということです。海賊団ということで、船長、戦闘員、航海士、狙撃手、コック、医者、考古学者、船大工、音楽家、操舵手と役割が明確なこともありますが、きっちりと自分が活躍の場を知っているのが見ていてわかりやすいと思います。
また、それぞれが【仲間の夢を全力で応援している】ということも大切なポイントです。人生というのは、結果的には独りで生きることは出来ません。人間というのは組織として、生き残ってきました。つまり、私たちは確かに自分の人生では主役なのかもしれませんが、誰かの人生では『脇役』であり、時に『敵役』になってしまうこともあるのではないでしょうか。全ての物語は、主役だけでは面白くないですし、いろんなことがあるからこそ楽しい結末に向かっていくと思います。

まとめると、わざわざ主役であることは考える必要はなく、ただ自分が自分のことに責任を持ち、自分の周りの大切な人の為に名脇役として、全力で出来ることを頑張ることで、外から見たら素晴らしい人生という物語に見えてくるのだと思います。
【責任感】
この1つの言葉の意味を突き詰めるだけで、きっと明日はより良くなると思います。
全員が海賊王を目指さなくても大丈夫ですから!!

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