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心の痛みに怯える現代人

どうもチョイアスです。
今日は俗にいう『繊細さん』向けの記事です。
最近の仕事の相談事で多いのは、
「若い子がすぐにメンタルが病んで指導に困る」
と言った上司や先輩目線のことや
『上司と相性が悪くて病みそうです』
みたいな新人や職場での割とキャリアが短い方の相談です。
客観的に見ていかがですか?これ視る場所が違うだけで、おんなじ問題ですよね。
いつの時代も問題はコミュニケーション不足から生じます。

と言うと、話が逸れるので戻します。
最近【メンタルが弱い】と言うことに悩んでいる人が非常に多く感じます。
(実際に統計をとったわけではないので、割合として多いの真偽は謎です)
学校現場も昔、俗に言う不良という分類される若者はかなり激変していて、ケンカやタバコを吸う、授業の邪魔をするみたいなことはなくなっているようで、学校現場で抱える問題は不登校や集団で個を孤立させるイジメ問題が多発しています。
そういった出来事を複数情報として取り込むと『多い』と認識してしまうのが、人間の脳なので、冷静さ(客観的感覚)は常々持つようにしましょう。

本当にメンタルは弱いのか?

先ほどお伝えしたばかりですが、そもそも論です。
メンタルが弱いと言ったり、思ってた人に質問です。
『あなたは誰と比べてメンタルが弱いと思っているんですか?』

弱いというのは必ず強いという存在が出てきます。
何でしょう?メンタル天下一武道会でも行っているんでしょうか?(世代がバレる)
当然そんな武道会は成立しません。
では、なぜ『自分はメンタルが弱い』『(相手は)メンタルが弱い』という話になるのでしょうか?それは必ず比べる対象が存在するからです。
営業マンであれば、売れてる営業マンと比較されたり、
兄弟がいたら性別も違うのに比較されたり、
ただ同級生という同じ1年のタイミングで生まれただけで比較されたり、、、

ついつい比べる対象を自分で持ってきて、優劣を付けたがります。
その結果、今まで良かったハズの人間関係が悪くなったり、少し気まずくなったり。日々生活している中で問題は起こり、状況は常々変化しています。
つまり、我々人間は根本的なことを忘れています。

人はそれぞれ違っていて、その時々で状況は変わる。
全く同じというシュチュエーションは存在しない。

我々は一人一人違う人生を違う親から受けています。
同じなのは、同じ先生に習ったみたいなすごく限定的な話になってきます。
しかし、仮に同じ教育を受けたとしても、情報の受け取り方は個人差がありますので、全く同じというのはこの世に存在しません。(AIが発展するとそれは崩れますが、あくまで人間の話ですので。)
ということは、そもそもメンタルの強弱を誰かと比較している時点で間違っているということです。
・自分が誰かとメンタルの強弱を計っていると気づいたら、まず比較することをやめましょう。
・部下やチームメイト、同僚などに対して不意に自分がメンタルの強弱を計ってしまっていた場合は、直ちに比較するのを止め、相手がつまづいていることをもっと深く考えて、乗り越えていける方法を一緒に考えてみましょう。

恐らくこのどちらかの思考で、8割ほどの『メンタルが弱い』という話は解決に向かうのではないかな?と思います。
しかし、ではあとの2割は何でしょうか?
そうですね。

理想の自分と比べてしまった時はどうしましょう?

自分はもっと出来るハズなのについついこんな所で諦めてしまった。
そして、今へこんでしまい無気力である

みたいな話はよくあるのではないでしょうか?
私自身もこのパターンで自分がメンタルが弱いなーと落ち込んだ経験はたくさんあります。しかし、このパターンは【すぐに理想の自分になれるわけはない】とこちらも当たり前の話ですが、ついつい我々の頭の中から抜け落ちてしまう現実です。
理想の自分とは、今現在の自分ではないので、少しずつでも成長しないといけません。
成長とはよく「伸びる」と表現をするように【痛み】を伴います。
痛みのない成長は、私が知っている中では身長や体重が勝手に?増加しているように気づいたらそうなっていたみたいなことしか知りません。
つまり、基本的に成長するには【痛み】と一緒でないと出来ないということです。
自分が楽しても結果的に上手くいく場合は、自分が成長したわけではなく、誰かの力を借りただけです。
現代社会は情報化社会で私を含め、誰かれ構わず情報を発信することが出来ます。その結果、物事に対する結果が文字情報として手に入ります。すると、多くの人がやってもないのに、バーチャルの世界で【痛み】を感じてしまいます。その先に待っている多くの人が「やらない」という選択をします。こうして、バーチャルの【痛み】に怯える現代人が完成します。
こんな記事は似たようなものがたくさんあるので、言っていることは分かると思ったあなた!何でも良いので、小さな【痛み】から慣れていくことをオススメします。
小さかったことを思い出してください。
自転車も転ぶこと(痛み)を繰り返して、自転車が乗れるようになったはずです。
まずは、勇気から!一緒に痛みを乗り越えていきましょう。

これを読んだあなたの明日がちょっとでも良くなりますように☆

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