やんもに

山本和弘 単身25歳に富良野へ。 自然・人の温かさにふれ農家を志し 01年農家となる。…

やんもに

山本和弘 単身25歳に富良野へ。 自然・人の温かさにふれ農家を志し 01年農家となる。 オーガニックや自然農法に魅了 08年有機JAS認証取得。 16年社風と先代社長の生き方に 共感し農地と共に「共済農場」入社。

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  • 伝えたい事(仮)

    富良野で農業を始めたわたし。その半生を通して、農と向かい合い 気づいた事。大切な事。この文章に気づいた人、必要とする人のために。

最近の記事

一章5. 試煉「大暴落」

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    • 一章4. 3年目の出来事。

      意識を変える野菜

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      • 一章3. 農家としての始まり。

        それでも、 それでも色々な条件があったとしても 「農家」になれた!! ある意味一事業主ともなり、 屋号を「ふらのやまもと農園」と命名し、 気持ちも引き締まりました。 嬉しさもあったけれど、 プレッシャーの方が 大きかった気がします。 何故なら当時の 新規就農支援資金というのは、 向こう5年成功しなかったら 全額返しなさいという条件での 「借入れ」だった訳です。 まあ無利子無担保でしたが、 何かあった場合、 判子を貰った保証人さんに そのツケが回るのです。 よって1年目から失敗

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        • 一章2. 25年前・・・

          その25年前の話。

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        一章5. 試煉「大暴落」

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          一章1. 北海道、ふらの

          北海道の農業はとにかく忙しいのです。 広い畑で大きいトラクターに乗って、 気持ち雄大に・・・ というイメージが強いのですが、 決してそればかりではありません。 農業の形態は当然、東西南北、 北海道の中でも地域や条件、 気候によって全然違います。 私の住む富良野の畑は、 道南(札幌方面)とちがい、道央 上川地方と言って雪の降り始めの 11月から融ける4月まで約5ヶ月、 雪解けの時期は温度も低く、 すぐに植え付け出来るものではないので、 約半年間、耕作ができません。 また帯広

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          一章1. 北海道、ふらの

          ごちゅうい。

          これからの文章は、実は3年前ぐらいから 執筆を続けて、ただ読みづらいだけの 長文かも知れません。 コロナ禍という事もあり、時代の流れ、 環境の変化に乗っていない事も あるかも知れません。 しかしながら、あるライターさんから、 この「note」で発信して見たら?という 勧めがありました。 正直、文章や内容に自信がない訳で、 でも、伝えたい事を伝えないと 意味がないですし、 この日本中の関心のある たったひとりに届けられれば、 それだけで嬉しいかなと。 私達の会社では「子ども未

          ごちゅうい。

          まずはじめに。

          この文章を興味を持って 開いてくださったあなたに感謝です。 ありがとうございます。 私は25歳で北海道に渡り 30歳で農業をはじめ、 今年で50歳を迎えました。 もう50歳かあ〜 振り返ってみれば 色々あったんですけど、 あっという間でした。 なぜこの文章を作る事に 至ったかというと、 ただ単に老若男女問わず、 農業をやってみたいという方、 農業に携わる仕事に興味がある方、 また「食」に興味や疑問を 抱えている方に「伝えたい」事が 出来たという事と、 ある意味心の余裕が出

          まずはじめに。

          むぎ

          一週間前の話し。 麦刈りが無事終わりました〜。 うちの麦はビールの原料2条大麦。 今シーズン富良野地方は大干ばつ・・・ 細麦で粒が小さく量も少ない・・・ 7月から約17日間かな?30度越えが続いて 人も土も作物ものどカラカラ。 8月中頃を過ぎるともう終盤。 残り2ヶ月でいつもなら雪の心配。 でも諦めまい!!と、言い聞かせてマス。

          初めまして。

          青い空、緑の樹々。 頬を撫でる風、麦の穂波。 土の香ばしさ。 紅葉蓆の色、暖かい粉雪・・・ 北海道富良野の大自然の中で、汗を流しながら、 知ってもらいたいこと。 でもどう発信すればいいか解らない現状と、 もちろん十人十色老若男女千差万別賛否両論色々ある中で、 私の独り言として誰か気づいてくれた人が入れば、ありがたい事で、 とにかく書いてみようとキーを叩き始めた。 徒然なるままに思い立った時、文字を入れてみようかと。 気づかれた方、読んでくださった方、本当にありがとうござい

          初めまして。