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浮かれすぎの代償なのか⁈灼熱の中、手からこぼれ落ちていった勝ち点。そして裏切りJAPANへの期待ーコスタリカ戦現地レポー

勝って兜の緒を締めよ。
前回のnoteに書いたけど、締められなかった。隠しきれない緩みがちらつく。そんな試合となってしまった。

■聞いてないよ〜と言いたくなる観戦環境

クーラーがきいていて寒いと聞いていたスタジアムが灼熱の暑さだった。
サポーターたちも暑さで応援に集中できていなかったのかもしれない。
少なくとも私は、1戦目より試合に集中できていなかった。

サンバイザーは配布されていたので視界は最低限確保できていたものの、露出している顔の下、首は直火で焼かれているような暑さだ。半袖を着ていた人は腕もジリジリしていたと思う。

配布されていたサンバイザー

噂に聞いていた猛烈クーラーも、座席の下から強烈な冷気を噴き出していたが、上半身までは到底届かない。
飲み物を冷やすにはちょうどよかったけど。

足元クーラーの正しい使い方笑 こうすると飲み物がぬるくならない

テレビからは伝わらなかったかもしれないが、観戦環境としては最悪に近かった。
寒いだけの方がまだ集中できる。耐えていたら、何も感じなくなってくるから。
しかし、このスタジアムは違う。眩しさと暑さのダブルパンチプラス足元だけ冷える不思議な環境下で集中力が切れる時間帯も多かった。

■浮かれるのはほどほどにしておくべきだった問題

あと、ドイツ戦に勝ったのを引きずったのも大きい。浮かれ気分が続いていた。
コスタリカは初戦スペイン相手に大量失点で負けている。
「今日は引き分けが最低ライン。なんなら2点差以上で勝ちたい」
プレーオフの勝者だし、当てになるかならないかわからないがFIFAランクも日本(24位)より下(31位)だ。格下扱いをしていなかったと言ったら嘘になる。

「試合後、またみんなでファンフェス行って乾杯したいね」
試合前からそんな浮かれたことを言っていた。反省。

スタメンを見ても、正直「ターンオーバーしてきた?」と思うような感じだった。
リーグ戦だと前節勝った場合メンバーを大きく入れ替えないのがセオリーだ。今回は怪我の状況もあったと思うが、5名入れ替えてきた。

■森保JAPANならぬ裏切りJAPANへの期待

ドイツ戦に勝った後「ドーハの悲劇」ならぬ「ドーハの歓喜」になったと思った。
最初から決勝トーナメント1回戦まで滞在する予定にしていた私は勝ち組。そう思っていた。

今や少し、いやかなり雲行きが怪しい。

Twitterで「ドーハのぬか喜び」と言われている、というのを見た。
このままでは終われない。

2度あることは3度ある精神でスペイン戦に臨みたい。
はっきり言って今日テレビで見たスペインvsドイツのスペインはめちゃくちゃ強かった。

パスミスはしないし、セカンドボールはキッチリ拾ってくるし、隙がない。
日本が勝つイメージが湧かない。

正直ドイツ戦の時に追いつけるとも思わなかったし、まさか逆転できるとも思わなかった。

今大会の日本代表は私の期待を軽く裏切ってくる。
なんならコスタリカ戦も大きく裏切ってくれた。(これは裏切ってほしくなかった笑)

それなら次のスペイン戦もやってもらおうじゃないか。
私の固定概念にとらわれた狭い考え方をぶち破ってほしい。

スペイン戦、裏切りJAPANの発動に期待している。

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