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写真とか、旅行とか、工作とか。

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レンズ運搬用のアタッシュケースを作る

アタッシュケース。憧れません?男児たちには理解してもらえると信じています。現金、金塊、銃、麻薬。そう、ありとあらゆる貴重品はアルミのアタッシュケースに入って輸送されるのが常。ということは、カメラオタクは自慢のレンズをアタッシュケースに並べたくなるのです。 製作の言い訳レンズが防湿庫に入り切らない 100Lの防湿庫があるのに、レンズが防湿庫に納まっていない、という事実があります。そもそも、毎週、毎月どこかに持ち出すレンズを防湿庫に入れる必要性があるのかも疑問です。レンズがカ

    • 本当のマットブラック探求記

      はじめにコンシューマー用3Dプリンタが発売され始めて流行っていたころの造形品というのは、PLAという聞いたことのない樹脂で、なんだか妙にツヤツヤしていて、積層跡がハッキリと見て取れるものだったと記憶している。 そんな時代から気づけばもう10年くらい経ったのだろうか、最近の3Dプリンタ事情を調べると当時のイメージからは随分変わったと思う。PLAだけでなく、ABSやPETG等々様々な樹脂を使えるようになったし、樹脂とプリンタの性能次第では積層跡もかなり見えにくくなった。 そろそろ

      • 魅惑のSuper-Farron 76mm f0.87

        ウルトラハイスピードレンズの一つ、Super-Farron 76mm f0.87について熱く語る記事です。この記事を読み終わるころには、きっとあなたもSuper-Farronが気になっているはず。 Super-Farronとは「Farrand Super-Farron 76mm f0.87」 まるでPentax Super Takumarみたいな響きの良さがある。アメリカ、ニューヨークのFARRAND OPTICAL CO., INC. という会社が1956年に出したハイス

        • はじめの一歩

          最初に文章を書くのが苦手だ。SNSに投稿する百数十文字、写真につけるキャプション、ちょっとしたメッセージ。この世は文章を書かないといけないシチュエーションに溢れているのに、どうも文章を書くのが苦手らしい。 仕事は苦手な人間なりに工夫をして乗り切っているのですが、趣味の世界ともなればもう、「やりたくないこと」は「やらない」で済むのですから、そりゃ書きませんよね。 しかしインターネット社会においては文章を書かず、発信をしない人間は居ないも同然。何億というクライアントの中の一人でし

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