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2月18日(金):「声のトーンと話し方」の大切さ

先日には社外の方とZoomでのミーティングをする場がありましたが、そのなかで感じたことを少しばかり。

今回のミーティングは会社の問合せフォームに先方から打診があって、情報交換の機会という名の限りなく営業に近い場でした。

それはこちらも前もって分かっていたことだから一向に構わないのですが、当日にログインしてみると先方は機械トラブルでビデオがOFFの状態でしかミーティングができないということで・・・

そんな訳でこちらはビデオONで顔もオープンにしながら話をしているけれども、画面に相手は何ら映らずに声だけのやりとりをする感じでした。

一言だけぼやくなら、そうした状況なら事前にその旨を相手に伝えるとか、リスケジュールを打診するなどしてほしいものですね。

ともあれ、そんなやりにくい状態でのミーティングを通じて感じたのが、本日のタイトルにも記した声や話し方の重要性です。

こちらは相手の表情をはじめ、聞いている様子もわからないから相手の声だけが頼りです。

でも、私が何かを説明した時に相槌や明確な返答がないと、これは上手く伝わっているのかどうかさえ分かりません。

もしビデオがONになっていて頷いて聞いている様子が見て取れたら、こちらも安心して話が続けられるのですが、それが分からないから掘り下げた説明まではせずに話を丸めてしまったところはありました。

また、ある場面ではそれとは反対に「はいはいはい」、「はいはいはい」と軽い感じで連呼しすぎる相槌には、不快感に近いものを抱いたのが率直な感想です。

聞けば相手は社会人1年目だといい、こちらは曲がりなりにも会社の代表で、この事業の本質に関する話をしている場面での先のリアクションですからね。

おそらく本当の意味合いはまるで理解できていないだろうな、というのがありありと分かり、こちらもそれ以上に丁寧な説明を重ねる気持ちにはなりませんでしたね。

もし、今回のミーティングでしっかりとビデオがONになっていて、相手の顔や様子が分かる状態で言葉のキャッチボールをしていたら、私の感じ方や心情はまた違ったものになっていたのかもしれません。

でも、こうやって図らずも視覚情報が遮断されて、あえて聴覚だけを頼りにしたコミュニケーションになったことで、そこへの感度や重要性が高まった点は間違いないでしょう。

裏を返せば日常のコミュニケーションにおいて、声のトーンや話し方に多少の難があっても、視覚などの他の部分でカバーされている面があるんだなと認識した次第です。

「他の部分でカバーされている=甘えてごまかしている状態」とも言えて、自分に置き換えた時には声のトーンや話し方に、もっと気を配らないといけないなと感じました。

この点はトレーナーがお客様に接する時も同様であって、声のトーンや話し方ひとつでも、もっと深さを作っていくことができるだろうなと思います。

今回は思いがけないトラブルから大事なことに気付けた面もあるので、ハプニングにも感謝ですね。


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