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8月19日(月):広がるリカバリーウエア市場

最近は様々なところでリカバリーウエアの商品や広告を目にする機会が増えて、その広がりを感じています。

わかりやすい一例として出川哲郎さんの出演する「リライブ」のCMをご覧になった方も少なくないでしょう。

リカバリーウエアについて簡単に説明をすると、着ることで血行を促進して疲労回復を促すウエア類を指します。

製品では生地に鉱物などを練り込んだ特殊な繊維を使い、体の熱を吸収して遠赤外線を放出することで、血行促進作用による疲労回復を進める形です。

リカバリーウエアが商品化されて世に登場したのは今から10年以上も前になります。

その先駆的存在は「ベネクス」で、アスリートを中心に疲労回復やコンディショニングを訴求していましたが、その当時はリカバリーウエアという商品カテゴリーもなかったことから、即座に認知が進んだわけではありませんでした。

私たちはフィットネスクラブ運営を事業にしていたこともあって、当時からリカバリーウエアの存在は理解をしていたし、私自身もベネクスの商品を使ったこともありますね。

そこから10年以上の時間が流れ、最近はリカバリーウエアを手掛けるメーカーも増え、その商品ラインナップも充実をしてきた印象です。

具体的には従来からある睡眠用ウエアのほか、移動時の負担を和らげてリラックスすることに特化したウエアから、普段着として使えるものまで様々です。

こうした状況を見るとリカバリーウエアが徐々に普及してきたといえるでしょうし、それだけ社会全体に休養やコンディショニングの観点が認知されてきたのだと思います。

⼀般社団法⼈⽇本リカバリー協会によれば、2030年にはリカバリー市場は14.1兆円にまで拡⼤するとの試算も出されていますね。

キャズムを超えて今後はリカバリーウエアがさらに広がりを見せていくかもしれません。

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