8月1日(木):「ちがさき健康チャレンジ」でウォーキングを
本日はローカルな話題を少しばかり。
私の住む神奈川県茅ケ崎市では9月1日から11月30日までの3ヶ月間で「ちがさき健康チャレンジ」というものが実施されます。
こちらは神奈川県がリリースしているスマホアプリ「マイME-BYOカルテ」を利用して実施するものです。
茅ヶ崎市在住、在勤、在学の18歳以上が対象で、実施期間中にスマホをもってウォーキングをし、体重や血圧などを入力するとポイントが付与されます。
そしてポイントを貯めることで茅ヶ崎のグルメなどが抽選で当たる仕組みです。
全国の様々な自治体で健康づくりを推進するためにアプリやポイントを使った取り組みが展開されていますが、こちらもその一環ですね。
誰でも気軽にできるウォーキングは、もっともハードルが低い分だけ広がりがつくりやすいといえます。
今年になって厚生労働省が「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しましたが、そこでは先般には厚生労働省が「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しました。
そこでのトピックスのひとつは新たに「座位行動」という概念が盛り込まれたことです。
こちらは機械化・自動化の進展や移動手段の発達など社会情勢が変化していることから、デスクワークや、座ったり寝転んだりした状態でテレビやスマートフォンを視聴する行為を「座位行動」として新たに設定した形です。
そのうえで「座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する」と明記し、「座りすぎを避け、今より少しでも多く身体を動かす」ことを示唆しました。
「座りすぎ」についてはWHO(世界保健機構)でも問題提起をしており、世界中で毎年約320万件の死亡を引き起こしていると指摘し、予防できる死亡原因の第4位にランク付けしています。
実際に座りすぎが身体へマイナス影響を及ぼすことを示す研究は数多く出ている通りですね。
ちなみにアメリカでは1日あたり、13時間をイスに座って過ごすようになっている旨の報告もありますが、おそらく日本人もこれに近しい状態でしょう。
できることなら座る時間を減らすことですが、もしそれが難しい場合には生じてしまったマイナスをゼロに戻すためのケアで、そのひとつの手段はウォーキングを含めて身体を動かすことです。
今回のような企画は良いキッカケになるでしょうから、これを機に地域住民の方々の座り過ぎのケアや身体を動かす習慣へとつながっていけば良いですね。
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