3月30日(水):終わってみれば・・・
昨日はサッカーWのアジア最終予選におけるラストマッチ「日本対ベトナム」戦でした。
先週のオーストラリア戦に勝利したことで既に日本は2022年W杯の本大会出場を決めていたので実質的には消化試合ですが、選手にとってはここからが本大会のメンバー入りをかけたサバイバルに意味合いが変わりましたね。
今大会は最終予選開始から3試合を終えた時点で1勝2敗と、いつにも増して出場への黄色信号が灯る展開でした。
さすがに今回ばかりは厳しいかなと覚悟もしましたが、全10試合を終えてみれば結果はプレーオフ圏と勝ち点7差を開けての2位以内の確保ですから、やはり勝負事は終わってみるまで分からないものですね。
もちろん、昨日のベトナム戦のドローや予選全体を通じた試合内容はお世辞にも褒められたものではありませんが、それでも全体感でいえばアジアにおける日本は何だかんだでベースの底上げがなされ、総合力でいえば押しも押されぬ安定したところにいるんだなと再確認できた面も確かです。
これに関しては安定したJリーグ運営、選手育成、海外でプレーする選手の増加など、種々の要素の積み上げが大きいと思います。
実際に最終予選で敗れた国々では改めて日本の選手育成などをモデルにするべき、といった声もあるようですからね。
でも裏を返せば世界のなかに日本を位置付けると、南米や欧州のトップの水準には早々に追いつけないのもこれと同じ時間軸の積み上げ、構造的な違いが大きく横たわることにはなりますね。
やはりW杯に出場することと、そこでトップの水準をキャッチアップしていくことは別次元なのだと分かります。
日本がそこに肩を並べていくには、まだまだ長い時間を要するのでしょうが、いつかそんな日がくる時代を楽しみに応援し続けたいと思います。
そして本大会の放送に関しては、先般にABEMAが全試合を無料生中継する旨を発表しました。
先のオーストラリア戦は地上波での放送がなかったですから、本大会の視聴を危惧された方も多いでしょうが、これは嬉しいサプライズですね。
全試合無料生中継はこれまでもなかったことですから、サッカーファンにとっては眠れない日々になるかもしれません(笑)
私も時間の許す範囲でW杯本番を楽しみたいと思います!
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