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9月23日(金):果物を手に取ろう

昨日は日経MJのブランド・バイヤー調査で取り上げていた桃のブランドのランキングで1位になった川中島白桃のことに触れたので、本日も関連した話を少しばかり。

仕事で毎月のように長野へ赴いていることは昨日も記した通りですが、先般にはお世話になっている取引先の方からぶどうを頂きました。

「シャインマスカット」に「ナガノパープル」、そして「クイーンニーナ」と様々な種類のぶどうです。

いまやシャインマスカットは広く浸透しているので説明不要だと思いますが、ナガノパープルはシャインマスカット以上に甘みが強く、ぶどうの香りが口いっぱいに広がります。

またクイーンニーナは渋みが少なくて爽やかの中に、どこか南国を感じさせるものがありましたね。

ナガノパープルにしても、クイーンニーナにしても、首都圏のスーパーではほとんど見かけませんから、こちらにはあまり流通していないのだと思います。

私も今回、はじめて口にしましたが本当に美味しくて、やはり長野県は果物王国だなと感じました。

ただ最近は国内で果物の消費量が減っているので、そこは残念なところです。

ぶどう、みかん、バナナなど包丁を使わずに手で皮をむくだけで即座に食べられるものの落ち込みは小さいから、おそらく手間が懸念されているのでしょうかね。

確かに自分が一人暮らしをしていた時を振り返っても、果物を買う時に同様な傾向にあったと思うし、りんごなどは丸かじりしていましたからね・・・

また単身世帯の割合が増えたり、世帯人員が減少傾向にあるから、大きなものを買って切り分ける類は、どうしても購入しづらい面もあるのだと思います。

それでも国内では各地で美味しい果物を生産している方々がいるから、少しずつでも消費量が増えていけば良いなと感じています。

その昔、私の母方の実家も梨を生産していて、子供の頃には梨園でセミの幼虫を捕まえたり、脱皮した抜け殻を取ったりして遊んだもので、そうした果物をつくっている場の記憶があるから、なおさらそのように思うのかもしれません。

果物は美味しいというのはもちろんですが、健康の観点からみても大事な要素だといえます。

ちょうど今週の日経ビジネスでは日経グッディからの引用で、野菜と果物の摂取量と認知症リスクは逆相関の関係にあると示されていました。

これまでも同様な点を示唆する研究はあったものの、いずれも欧米で行われた研究であったなか、今回は日本人を対象に24年間の追跡調査したうえでの研究結果だと言います。

とりわけビタミンA、リボフラビン、ビタミンC、マグネシウム、カルシウム、カリウムの摂取量が多いことは、あらゆる認知症リスクが低いことと有意に関係していた、ということです。

そんなこんなで果物についていろいろと書き連ねましたが、季節を楽しんだり地域の美味しいものを食す意味でも、そして健康の観点でも果物を手に取る機会が増えていけば良いなと思っています。


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