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【第1292話】志定まれば

こんにちは、熊谷です。

前回はイベントに関連してトレーナーを志した原点がそこにある旨を綴りました。

多くのトレーナーの方は自分自身が過去に抱いていたケガや体調面の不を乗り越える際にトレーナーにお世話になったという経験から、トレーナーを志したというケースが多いような気がしますが、私の場合は少し違った側面からトレーナーを志しました。

それは前回綴ったように競技スポーツをしていた学生時代に遡ります。

当時の私は選手として全くパッとしない選手で、悪くも無いけど何かが突出して良いわけでもないという中途半端な選手でした。

今考えればやるべき努力をやっていなかっただけですが、当時はそのように考える事もできず、塞ぎ込んでいた期間が長かったように思います。

そこで、技術では何ともならないと思いせめてフィジカル面で何とかできないかと思い、学校の図書館に入り浸ってはトレーニング関係の書籍や雑誌を片っ端から読み込んでいました。

もちろん授業も出ずにです(笑)

それをもとに自分なりにフィジカルの強化を図り、時間をみつけてはトレーニングをしていました。

時間の経過とともに自分でもフィジカルが強くなっていくのを感じ、少しずつ周りの選手からも認めてもらえるようになっていき、気持ちの部分も前向きになることができました。

今では自己肯定感という言葉も一般的になっていますが、トレーニングを本格的にする前の私は相当に自己肯定感が低い状態でしたね。

それが特別な事は何もせず、基本に忠実に教科書通りにトレーニングを実施し、自分なりにフィジカルの強化というボディチェンジを果たした結果、自己肯定感が高まったという事です。

私の中で、この経験は体の変化よりも精神面の変化を大きく感じた出来事でした。

自分のように自己肯定感の低い方もトレーニングを通じ体が変わることで前向きになれる、そんなサポートを仕事にしていきたいと思ったのが、私がトレーナーを志した瞬間でした。

だからこそ、今回のイベントでも、体を変える経験のしたことが無いお客様にこそ頑張って欲しい気持ちが強くあります。

少し長くなりましたが、こうした志の部分とも繋がりが深い今回のイベントを成功という形で終わらせられるよう最後までサポートをしていきたいと思います。

それでは今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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