見出し画像

11月20日(水):今日は「世界こどもの日」

本日の11月20日は「世界こどもの日」で、私は長らくユニセフのマンスリー・サポートをしていることもあって本日は関連のことを少しばかり。

「世界子どもの日」は1954年に世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的として、国連によって制定されたものです。

毎年の11月20日には、子どもの権利の認識向上と子どもの福祉の向上を目的として、世界中で子どもたちが主体となって参加する催しが行われています。

それと付随して1959年11月20日には国連総会で「子どもの権利宣言」が採択され、その30年後の1989年の11月20日、すべての子どもに人権を保障する初めての国際条約『子どもの権利条約』が国連総会で採択されました。

子どもの権利条約

子どもの権利条約が採択されてから30周年を迎えた2019年にはユニセフが報告書を発表し、30年の成果と新たな課題を提示しました。

そのなかで世界の子どもたちを取り巻く状況は全般的に改善しているものの、最も貧しい子どもたちの多くはいまだその恩恵を得られていないと指摘しています。

以下は世界での子どもを取り巻く状況の一例です。

・年間490万人が5歳の誕生日を迎えられずに亡くなっている。
・6秒に1人の5歳未満児が命を落としている
・6,700万人が小学校に通えていない。
・小学校に通う年齢の子どもの11人に1人に相当
・3億3,300万人近くの子ども(6人に1人)が、極度の貧困状態(1日2.15米ドル未満)で暮らしている。
・推定140万人の子ども(0〜14歳)がHIVと共に生きている。
・1億6,000万人が、児童労働に従事している。
・そのうち 7,900万人は、危険な状況・条件下で働いている

日本で生活をしていると想像がつきにくいですが、外の世界に目を向ければ、まだまだこうした状況は続いています。

ユニセフでは子どもに関わるすべての人が、子どもの権利条約にうたわれている権利の実現に向けて取り組むことはもちろん、子どもたち自身が、自分たちの持つ権利について知り、学び、声を上げていくことがとても大切だと示唆しています。

そんなこともあって、まずは「知る」ことからはじめてみてはいかがでしょうか。


いいなと思ったら応援しよう!

フィットネスビズ
宜しければサポートお願い致します!