1月29日(土):インパクトガチャ
週末なので今日は肩の力を抜いた話を少しばかり。
最近、二度見ならぬ三度見をして思わず足を止めてしまったものが、ガチャガチャのとある商品です。
それが「長州力の家」という500円のプレミアムガチャですね。
出てくる現物は家についているインターホンのミニチュア版で、そのボタンを押すと長州力本人の声が出てくる驚きのシロモノです。
商品はインターホンでの長州力の応答パターンが違う全5種類になっていて、「断る長州力」「ピザに喜ぶ長州力」「キレる長州力」といった具合になっています。
ちなみに「跨がせない長州力」の場合だと次のような応答パターンです。
「ピンポーン」→(3秒の間)→「お前か!何しにきたコラ!」→(3秒の間)→「またぐなよ、いいからそこまたぐんじゃねえぞ、またぐなよ、またぐなよ!」という感じで長州力とのやり取りを楽しめます(笑)
あたかも長州力の家へ行ったようなやり取りが楽しめるガチャの音声は、すべてこのためだけに新規収録したようですね。
さらに、このあまりのくだらなさを極めた面白さに拍車をかけたのが「特許出願中」なことでした!
こちらのnote移転前のエキサイトブログ時代にも、シュールな笑いを提供するガチャガチャを「シュール系ガチャ」と称して何度か取り上げてきましたが、今回は相当にガチャガチャの前で一人笑いしましたね。
185センチもある大の男がガチャガチャを前にして、一人で笑いを堪えている様子は、傍から見れば危険極まりないですが・・・
ガチャガチャは一言でいえば実用性はゼロに近く、何か愛着のあるキャラクター等でなければ、いかに面白いかという笑い、ネタとしてのインパクトが全てです。
その意味でいえば企画をしたバンダイに座布団一枚でしょう。
ガチャガチャの商品は様々なメーカーから年間を通じて山ほど出ていますが、これを考えた人は相当に遊び心がありますね。
商品化されたものをはじめ、その背景でボツになった候補などを含めれば、アイデア100本ノック的なものをやっているのだと思いますが、これが出てくるのはすごい頭の柔らかさだなと素直に感心します!
しかも商品化にあたっては長州力本人を説得してOKをもらい、実際の音声も収録しなければならないわけで、そのハードルも含めて形にしているのはスゴイですね。
ガチャひとつに凝縮された笑いや遊び心があって、これが最近のガチャガチャに秘められた面白さだと思ってます。
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