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3月23日(土):イベントも楽しみながら本気でやる

昨日、一昨日と自社が運営するスクール制の小型フィットネスクラブにおけるイベントのあり方を再考している旨を記しましたが、本日も関連した話をもう少しばかり。

これまでも会員制クラブとしてメンバーシップのコミュニティは非常に大事にしてきたし、それを形成していくために各クラブでは様々なイベントを実施してきました。

その次のステージでとしてイメージしているのは、さらに小さなコミュニティの集合体にできないか、との観点です。

やはり小型クラブといえども、1つや2つの切り口ですべての方を包摂できる場をつくるのは容易ではないので、さらに小さな切り口に細分化しながら会員様に「自分事」だと認識してもらえるような場を作ったり、楽しんでもらえる瞬間をもっと増やせればと考えています。

そうした場を創出するために必要な要素として昨日は継続性を上げました。

やはり「続けることで場が育つ」面があって、コミュニティはその特性からいきなり花ひらくものではなくて、土壌を耕して、次に種をまき、水をやるなかで、はじめて芽が出てくるような類です。

だから続けることが半ば前提になるわけですが、その継続性を担保するために大切なこともあります。

例えばイベント単体で収益を求めないことはそのひとつでしょう。

イベントを収益と直線的に結びつけてしまうと、途端にできることに制限が生じてしまい、コミュニティ形成に向けた取り組みの幅が一気に狭まってしまいます。

そうならないように情緒的価値の一環と位置づけ、クラブ全体での取り組みに据えて行い、最終的な会員様の継続やメンバーシップ、ロイヤリティにつながっていけば良いと考えるほうが健全です。

あわせて考えたいのはクラブ全体でのサービスのひとつに据えることと関連して、日常の営業・業務のなかにその一部を組み込むことができないかどうか、ですね。

イベントは「時間ができたらやる」、「余力ができたらやる」、といったことにしていると、ついつい「やらなくなってしまう」ケースがありがちです。

イベントひとつとっても、それを片手間でやるのではなく、情緒的価値の形成、コミュニティも大事なクラブ運営の一要素だと考えれば、そこにも一定の時間を投入していく考え方が必要になるのだと思います。

これに関しては既存の業務とのバランスや店舗ごとの人員配置の違いもあるので一概に望ましい形を定めることはできませんが、私たちがクラブ運営のなかで「コミュニティ2.0」を進めていくなかで模索していくべき点なのだと捉えています。

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