2月5日(土):いま、ファンを大切にすべき理由
今週の日経ビジネスの特集は「ファンづくりの極意」というもので、本日はそれに関連した話を少しばかり。
そこで触れていたひとつの観点がファンベースマーケティングです。
同特集内ではファンベースマーケティングを提唱した佐藤尚之氏の「今回のコロナ禍ではっきりしたことがある。それは固定のファンに支えられているお店は、やはり強いということだ。」というコメントが出ていました。
この点は私たちも大いに頷けるところがあって、コロナ禍でも会員数の減らないフィットネスクラブとして、退会率1%台を維持できた要因でもあるからです。
自社では5年半ほど前からお客様への成果、個別接点を大事にする小型クラブ運営に舵を切ってきました。
全てのお客様の顔と名前が一致し、毎回の来館でも必ず接客や指導が行き届く、そんな運営をしてきたことで大型クラブと比較をしたら、お客様との結びつきが非常に強いのは確かです。
そうした考え方でクラブ運営をしてきて、此度のコロナ禍でもお客様に救われた面が多分にあるので、ファンに支えられていることの有り難さは身に染みてわかりますね。
先の特集では前述したファンベースのように「いま、ファンを大切にしなければならない4つの理由」として、以下のようにまとめられていました。
・人口急減や少子化が進み、モノがあふれる超成熟社会では新規顧客が減っていく
・情報過多やエンタメ過剰により、どんないい商品も埋もれて、なかなか消費者に届かない
・ファンは売上の大半を支え伸ばす、パレートの法則はいまだ概ね正しい
・ファンは新たなファンを連れてきてくれる、コロナ禍という逆境下でも、固定ファンがいる店は強かった
お店やブランドなりを取り巻くこれら内外の状況、実態はその通りだと思っています。
これに付随する大事な観点や自分たちがクラブ運営を通じて感じたことなどの続きはまた明日に。
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