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1月13日(金):トラッキングで「瞬間」と「期間」の引き上げに

昨日はポスティングに端を発したフィットネスアプリとトラッキングに触れましたが、本日もそれに関連した話をもう少しばかり。

行動が数値化される利点を実体験からいえば「張り合いが出ること」で、それに付随して「次への意欲につながる」のが大きいと感じています。

私たちはフィットネスクラブ運営をしているから、そのなかで健康に関連して拾い上げられる情報は生体情報と行動情報に大別できると思います。

具体的には以下がそれぞれの代表例でしょうか。

・生体情報:心拍数、酸素飽和度、体温、血圧、血糖値など

・行動情報:姿勢、動作、位置や移動軌跡、日常生活の習慣など

これらを数値化して目に見える状態にすることで、お客様自身での状況把握やセルフモチベートに寄与する面は大きいでしょう。

それとあわせてクラブ側のマネジメントでいえば、お客様との直接的な接点である「瞬間」以外の「期間」をふまえてサポートができる点です。

私たちの小型クラブはスモールグループでのレッスン形式なので来館されたすべてのお客様との接点がもて、なおかつ来館が習慣化されるスクール制を採用しているので、大型クラブに比べればお客様との個別接点は多い方です。

それでも時間に換算すれば1日(1440分)の中でレッスンをしている時間は45分なので、その割合はわずか3%程度です。

また1週間(10,080分)の中で週2回のレッスン(計90分)を受けてもらったとしても、その割合は1%にも届きません。

つまり1日で考えればお客様にとってはレッスンでの直接的な接点以外の時間が97%を占め、1週間に置き換えればレッスン以外の時間が99%です。

お客様との個別接点が比較的多い小型クラブでこれですから、大型クラブであればなおのこと、「瞬間」以上に「期間」が長くなります。

お客様との限られた接点である「瞬間」にトレーナーが良い接客や指導をするのはもちろんですが、それ以外のお客様にとっての日常である「期間」に対してサポートをしようと思えば、日常を拾い上げた数字や情報が役立ちます。

またお客様の日常をこれまで以上に知ることができたなら、直接的な接点である「瞬間」の質も引き上げる余地があるでしょう。

そのあたりも含めてトラッキングやデータの活用は、これから深めていくべき点だと思っています。

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