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サッカーと将棋 メモ

上の記事は、深津貴之さんが将棋について書かれた記事です。この中に出てくるチャンク(塊)という概念が面白いです。

将棋のプロは盤面を数秒見ただけで暗記してしまいます。それを可能にしているのがチャンクだそうです。簡単に言うと、「よくある形」です。

・知ってる「チャンク」のレパートリーの多さが、強さに結びついてる

チャンクを多く知っていることで、一瞬で盤面全てを認知して次の判断をしやすくできる。また、その後の流れも予想できます。

サッカーで考えると

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上の画像は、とある試合の一場面です。サッカーをよく見ている人であれば、一瞬でチャンスだと分かります。将棋でいう「詰めろ」です。つまり、相手が一手でも間違えれば、得点になる状態です。

この時は、バルベルデの飛び出しに、ブスケツがついていけなかったので、得点が生まれました。

これが、サッカーのチャンクだと思います。この時、レアル・マドリードの選手達は、共通認識を持ち、自分が何をすれば得点になるのかを知っていました。

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この画像は同じ試合ですが、これもチャンクだと思います。

下にこの試合を載せておきます。まさに海賊のチャンクです。


・初心者は思考時間の大半を「局面認識」に費やす

サッカー初心者が、「周りを見ろ」と言われても、何を見ていいかわからないのは、チャンクの知識が不足している所為なのでしょう。

局面の認識を磨くために、サッカーでもチャンク式の勉強法が役に立つかもしれないと、思いました。

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