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73 視力がちょっとだけ回復した

先日、会社にて健康診断がありました。

血圧、視力、血液検査・・・etc.と基本的な健康診断です。

わたしは健康人間を自負しておりまして、いままでの健康診断で要検査になったことはありません。運動不足にも気をつけて、食生活にも気をつけて、睡眠にも気をつけていて、健康への意識は高めなので、努力の結果だとも思っています。

なので、そんなに身構えることはないのですが、唯一気になっている項目が視力検査。

これは自慢になるのですが、わたしは両親の影響もあってか小さい頃から視力が良く、右目2.0、左目1.5みたいな感じで、抜群の視力を誇っておりました。

視力検査する時も、決まって一番下の列付近まですらすらと認識できて、一番下の列も目を凝らせば見ることができたので、ゲーム感覚ですごく楽しかったです。

なんなら眼科に行って視力検査するのが楽しみまでありましたね。

ですが、大学生、社会人あたりになったころから、なーんか視力が落ちてきている・・・。と感じ始め、少しずつ遠くの文字が見えにくくなる感覚がありました。

これまでは遠くに描いてある看板の文字や注意書きなどが読めたので、自分の中では遠くの文字がみえることがアイデンティティーみたいに感じていました。

しかし、少しずつ見えにくくなることで、そのアイデンティティーが失われるみたいな感覚になって、少し寂しいような悲しいような不思議な感覚になったのを覚えています。

高校生くらいの頃には1.2、左1.0くらいになっていたと思います。

それでも評価でAをつけられるし、普段生活する上でなんら支障はありません。

ですが、高校生の頃って自分にまつわる色んな数値が増えていく時期なので(いらんものも増えるけど)、自分の中で減っていくものがあるというのは、思春期のわたしにとって全く気にならなかったわけではありませんでした。

まあ、視力なんて物心ついた瞬間が一番全盛期で、どんどん悪くなる一方なのでどうしようもないんですけどね。

その後、社会人になって新卒一年目の頃、健康診断をしたときには1.0、左0.6くらいになっていたと思います。このときの視力評価はBで、わかりやすく気分が沈みました。

このころは顕微鏡を見たり、細かいものを観察する仕事がすごく多かったので、ひたすらに目を酷使し続けているなあという実感がありました。なので、視力が落ちていっても仕方ないと悲しげながら思っていました。

でも、視力検査する前にスマホを触ってたのもなんか関係してそうだなあ、とその事実を真っ直ぐに受け入れていたわけではありませんでした。

そして一年前の視力検査では右0.8、左0.6。

ああ、いよいよやばいかなあと思っていた矢先。

なんと、今年は右1.2、左0.8でした!!!

いや、視力なんて回復するわけないってわかってるんです。そのときのランドルト環(視力検査するときのCみたいなやつ)がうまーい感じに見えだけなんだってわかってます。これまでは視力検査をする直前にスマホ見てたから一時的に視力が落ちてたんだろうなあってなんとなくわかっています。

なので、だいたい1.0くらいがわたしの本当の視力なんだろうなあって。

人間というものはないものねだりなので、メガネってかっこいいなあと思っていた時期もありますが、この歳になると、裸眼でよかったと心より思います。

多分ここからも下がっていくのだろうけど、できれば裸眼のまま一生を終えたいと思ったりもするのです。

もっと目を大事にしていきたいな。

ブルーベリーいっぱいたべよ。


P.S
新卒で入社した会社の健康診断は、自分で病院に赴くシステムだったのですが、その病院の視力検査では、ランドルト環の空いている向きに斜めが含まれていました。

なので、上、右、下、左。の4つではなく、右上、右下、左下、左上が含まれている珍しいタイプのやつでした。

あれ、めっちゃムズイです。

それでは今日はこの辺で。

雪白真冬

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