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28 キャリアプランの不安は人生全体の不安

わたしはとあるメーカーの開発職で働いています。

これまで2回の転職を繰り返し、自ら希望して開発職になったのですが、先日、上長に他部署への異動希望を出しました。

ちなみにこれまで、1社目では分析会社の分析員、2社目では受託化学メーカーで品質管理(分析員)を経験しています(理系人間です)。

異動希望を出したからといって必ず要望が通るわけでもないので、そもそも開発から出られるか、異動希望先の部署がどう判断するか、に委ねられています。

異動希望時期としては約一年後。自分が担当している製品の開発が終了してからの異動を希望しています。今回の異動希望については、異動希望先に退職者がでたことから、開発部からの異動希望者を募っていました。なので、そのタイミングで異動希望を出してみた、という流れです。

なんでその部署に異動希望を出したのか。この話が出る前にも、将来的にはその部署に移ることも悪くないなあ、むしろ面白そうだなあと考えていました。

ただ正直な話、この異動はポジティブ面だけでの異動ではありません。開発の仕事はちょっとしんどいなあと思った部分もあります。

開発の仕事を下げるわけではなく、開発の仕事自体はおもしろいと感じていますし、色んなところへ出張に行けるので、旅行好きなわたしとしては喜んで出張に行っておりました。

ですが、開発部は基本的に忙しいです(部署によりますがだいたい忙しい)。今のチームでは残業30時間はザラですし、ちょっと忙しい時期になると残業45時間に差し掛かってきます。

こういう残業時間を書くと、もっと残業している勢からの声が色々聞こえてきそうではありますが、わたしはこの残業時間でも少ししんどいなと感じています。

それだけではなく、開発は”主体性”が求められます。自分で考えて、周りを引っ張ってプロジェクトを進めていく力。これが特に問われる部署であると、ここ数年の間に強く感じました。

あとは”モノづくり”が好きな人。開発に関わる人は自分の手で新しいものを作ってやる、という気持ちが大切だと思いますし、実際に手を動かす原動力が何よりも大切だと思います。

これらの力があって、開発という仕事は成り立っていくと思います。

ですが、どうやらわたしには少し苦しいかもしれない。最近はそんなことを思うようになりました。

単純に経験不足はあると思います。まだ2年しか経験していないので、わからない仕事も多く、うまく進められないのではなく、どう進めて良いかわからない、という部分も大きいかと思います。

なので、時期尚早なのではないか。これまでも転職を繰り返しているし、続ける力がないだけなのではないか。正直、自分の中で思うところはたくさんあります。不安な気持ちもあります。

それでも、わたしは今の開発職で将来のキャリアプランを歩んでいく自信がありませんでした。

なので、冒頭に述べさせていただいた通り、部署移動の希望を出させていただきました。

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異動希望先の部署とは、開発の仕事をしている上でやりとりがあり、一緒に仕事をすることが多いです。そのため、大枠での仕事内容は把握しておりますし、わたしはその仕事をしている時間が好きです。

性格上、わたしはいろんなことを同時に進められないタイプ(マルチタスクできない)ですし、ひとつのことに対して専門性を高めていくことの方が性に合っているとは思います。

また、文字や文章をメインとするお仕事であり、技術の内容を知っていなければいけない部署なので、これまでの経験を活かせる部署ではあります。

まだ異動ができると決まったわけではありません。断られる可能性もあります。

転職を繰り返したことで、自分には専門性が強みがないことに負い目を感じており、この選択自体もとても悩んだ末の行動でしたが、異動希望を出しました。

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正直、この悩みに関しては自分の中で言語化できていない部分が多いです。誰かに悩みを聞いてほしい気持ちもあります。

でもまずは自分と対話するため、文字に書き起こしてみました。

そうすることで、何か気がつくことや、気持ちの整理がつくかもしれない。

そんな思いで投稿させてもらいます。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

雪白真冬






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