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足関節テ―ピングを巻いてみたら

昔のデータをハードディスクから拾い上げています。
いろいろいいものがでてくるものです。
備忘録として書いていこうと思います。

トレーナーをしていると、怪我した選手に対してテーピングする機会があります。一般的にもテーピングのやり方を書いた本がでています。
「膝がいたいのですが、テーピングのやり方を教えてください。」
そんなことを選手から聞かれます。
ただ単に痛いからといって、テープを巻くのは危険です。
出ている症状の原因を探り、必要なテープを巻けるといいですね。

昔、選手と検証した動画が出てきたのでアップしてみました。

足関節の捻挫。
足関節の外側、前距腓靭帯の損傷でした。
軽度で動ける状態ですが、すぐに試合があるからテ―ピングを決めようということだったと思います。
片脚で3回ジャンプする動作で検証してみました。

痛めている前距腓靭帯は足関節が内反すると痛める靭帯です。
まずはキネシオテープで誘導するようなテープを。
外側のアーチをサポートして接地をコントロールしてみます。

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動画をみてみると、左側に重心が移動していることがわかります。
足趾が上がり、踵内側への荷重が促されているようにみえます。
頭の高さは下げることができるようになっていますので、
背屈方向へはうまく動いてくれているようです。
が、身体全体を回旋しながら、対応しているようです。
ジャンプするたびに本人の左側へ動いてしまうし。
重心が下に下がったときは、”衝撃を吸収する能力”
ジャンプした時に上に上がったときは、”推進する能力”
とみることができます。
1つ目のテーピングにプラスして後足部を操作。
踵骨を外反方向へ操作してみます。

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これだと、衝撃を吸収する際の”回旋での代償動作”が少ないように感じます。これも必要ですかね。
まっすぐ跳べるかどうかもポイントですね。
自分が意図しない動きが出てしまうと、それは良いパフォーマンスとは言えないかな。

2つ巻くとこんな感じになります。
後足部を外反方向へ支え、前足部は自由に使えるようにします。
もちろん、損傷がひどく、中足部、はたまた前足部まで補助しなければならないこともあるかもしれません。
痛みが強ければ、補助する範囲を広くしていく。
その分、出来ない動作もでてくる可能性が高くなります。

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最終的には、競技に出れるようにテープをします。
上述の誘導するサポートテープの上から巻きました。
その資料はないので、悪しからずm(__)m
この選手はサッカー選手。
育成とはいえ、Jリーグの下部組織。
高いパフォーマンスが求められます。

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動作をみると、背屈方向にちょっと窮屈かな。
そうですよね。足関節の前方にテープが走行しますから。
でも、着地もジャンプもうまくできています。
3回ジャンプしても安定している感じを見て取れます。
動画はコチラへ https://note.com/fisicodefutebol/n/na0fec29670c0
お手数ですが、見て頂ければm(__)m



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