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ポルトガルでの漁師人生


もう、かれこれ5シーズン目となった。
2016年、ポルトガル南部アルガルベ地方での漁師人生が始まった。
漁法は定置網。
主要漁獲魚種はタイセイヨウクロマグロ(本まぐろ)。

外国で漁師というと少し大袈裟な感じがするが、やっている事は日本にいた時と何ら変わらない。
毎日、朝起きて沖に行き操業をする。
漁師の生活パターンは世界共通で、その理由も分かりやすい。
朝の数時間は、1日の中で1番、海が穏やかな時間で、日が昇り、午後になると風が吹いてくる。
この自然現象が世界共通な以上、自然と共に仕事をする漁師の生活は自ずと、世界共通になる。
午前中には粗方の仕事が終わる漁師は、午後の相棒は獲れた魚とビール。
なんて贅沢な時間。
これもまた、世界共通。

自然の中で身体を動かし、獲れた魚・真面な飯を食う。
自然の中で生きていると感じる瞬間で、生物として、人として、あるべき姿がそこにはある。


どんな未来にしたいんだ。
どんな人になりたいんだ。
自分は。
自然・資源のことを考えた世界にしたい。
自然・資源のことを考えた人になりたい。

お金が自然と人との距離を引き離した。
しかし、現代社会の中でお金と付き合わなけらばならないのも事実。
自然の近くにいる人として、自然の世界・資源の世界のことを話していきたい。

あなたが食べている物、それは地球が自然が生み出してくれた物です。

ご講読ありがとうございました。
写真は、ポルトガルに来て初めて沖に行った日の写真です。



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