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【詩】ひまそらあかね

架空の世界で 無邪気に遊ぶこと
架空の世界の 物語を読むこと

それらを愛する 男がいる。

架空の世界 という
嘘 を愛する彼は

人のためにならぬ
嘘や不正が 大嫌いだ。


かつて 彼は あるひとりの男と

誰もが羨むような 巨額の金を
賭けて戦い 勝利した。

彼は いわゆる 人生の勝ち組 になった。

しかし 彼は
他の者を相手取り 戦い続けた。

架空の世界への 愛のため……
人のためにならぬ 嘘や不正を 暴くため……


そして今 彼は
架空の世界を 潰そうとするもの

その裏に潜む 巨大な権力と
日本一の大都市と 戦っている……。

彼は 一度 大都市に 勝利し
今もなお 戦い続けている。


そんな彼は 大都市の長を 選ぶ戦い……
そこに 突然 名乗りをあげた。

架空の世界 そして
人々への 愛のため。

大都市に蔓延る 嘘や不正を 暴くため。


しかし 彼には 敵が 山のようにいる。

自分が 選ばれるためなら
権力や金 架空の世界までも
利用する者たち……

権力や金に絆され 信念も持たず
彼の敵を 応援する者たち……

「彼を落とせ」と
自分たちの 都合の良いように
物事を 広める者たち……


だが 彼には 味方もいる。

彼と関わり 彼の能力を 認めた者たち……
彼の魂に 共鳴する者たち……

彼が これまで
権力と 大都市と 戦ってこれたのは

この味方の おかげであった。


彼は常々 戦い という舞台の上から
観客席の 味方に向かって

「戦うのは 俺だけだ」
「絶対に立つな 手を出すな 座って見てろ」

そう 言い聞かせてきた。


しかし 今
大都市の長を選ぶ 戦いの最中……

彼は 味方に向けて こう言った。

「俺を 助けてください」


ーーその言葉を 待っていた!

そう 感じた 味方たちは

観客席を立ち ホールの外へ走り
彼を知ってほしい と声を上げる!


彼は 権力を持たず
日本一の 大都市での 知名度も あまりない。

日本一の 大都市の長になるなど
夢のまた夢だ。

誰もが わかっている。


しかし もし彼が
大都市の長に なれないのであれば

彼は きっと
今まで戦ってきた
権力を持つ 自分勝手な者たちに

消されてしまう……

「もう自分たちの 邪魔をするな」 と。

……それは きっと
戦ってきた 彼自身が

いちばん わかっている。


彼の味方は 彼を 失ってはならぬ と

大都市を良くしよう 皆で幸せになろう!
文化を守ろう 嘘や不正をなくそう!

彼になら
いや 彼にしか
幸福 という名の道の 先頭には立てぬ と

今 立ち上がる。


この十数日間の 戦いの果て どうなるのか
まだ 誰にも分からない……

だからこそ 奇跡を!


彼を ずっと見てきた 味方は

今初めて 観客席から 立ち上がり
ホールから 飛び出して

それぞれの 魂のこもった言葉で
ホールの中へ 新たな観客たちを 招き入れる。

味方は こう言う、

「大都市で 共に 幸せになろう。

 愛を持ち 有言実行してきた 彼ならば
 嘘を嫌う 彼ならば

 そのための行いを 果たせるはずだ」

気持ちは
舞台の上の 彼の横に 並び立っているつもりで。


彼自身も 舞台の上で 日々……
顔は 隠しているものの

魂を込めた言葉で 伝え続けている。

「俺は 自分の信念のため 皆のため
 俺の能力を 活かします。
 必ず やり遂げます」

「俺を 信じてほしい」


大都市の長になり

架空の世界を 生かし続けるため
嘘や不正を 暴き なくすため

この日本という国 その中の 大都市のため

人々の 幸せのために……


都知事選に立候補したひまそらあかねを
もっと知りたい方はこちら→

ひまそらあかねの主な活動場所(Twitter)
 https://twitter.com/himasoraakane

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