共感覚的 音の在り方
以前、“音というものを名詞として認識し、概念が狭くなる”と記しましたが、それについて掘り下げてみたいと思います。
まず、皆さんは 共感覚 という言葉を知っていますか?
文字や数字に色がついて見えたり、
音を聞くと色が見えたりするなど
通常の感覚に加えて、別の感覚が無意識に引き起こされる現象のことです。
↓詳細はWikipediaへ↓
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/共感覚
共感覚は誰にでもある感覚ですが、優劣があり
精巧に感じ取れる人は多くはありません。
ここからが本題ですが、
私は “音”は耳から聞こえるものだけではないと考えています。
耳で聞いて感じるもの
目で見て感じるもの
肌で触れて感じるもの
匂いになって感じるもの
味となって感じるもの
色も形も味も香りも温度も…
私たちが感じるもの全てにあるものこそが“音”なのです。
例えば、海の風景画を見たとき。波の音が聞こえませんか?
寒い冬に温かいホッカイロを握ったとき。ポカポカと温かい音が聞こえませんか?
ヒトはイメージから音を作り出すことができます。
その感じるイメージ全てが“音“なのだと考えています。
だからこそ、
どんな人でも、どんな状況でも
温かく優しい音が感じられるような世界を作っていきたら嬉しいです。
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