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人間関係は鏡

人間関係は鏡。

個人的には、割と昔から、それこそ中学生あたりからずっと思っていることです。

と、言っても、この言葉は僕のオリジナルでもなんでもなく、「人間関係はか」とgoogleに入力したらトップに出てくるような、そんな言葉です。

一応、この言葉の僕なりの解釈を書いておくと、
「自分が相手のことを好きであれば、相手も自分のことが好き。逆に自分が相手を好きになれなければ、相手が自分を好きになってくれることはない。だから、相手に気に入られたければ、まずは自分が相手のことを好きにならないといけない。」
といった意味です。

仕事柄、入口としてビジネスパートナーやクライアントに自分のことを好きになってもらう・気に入ってもらう必要があったりします。あくまで「入口」ですが。

でも、最初のうちは、どうしても初対面だったり、相手の方が人見知りだったり、ちょっと小難しい人だったり・・・。
「この人、ちょっと苦手だなぁ」と思ってしまうことも正直あります。

そんな時に「人間関係は鏡」と思い、頑張って自分から心を開き、相手の方を好きになろうと努める。もしくは、好きだと「思い込む」

そう思い込んでいたら、自分が自分に騙されるといいますか、いつのまにかほんまに好きになってたりして。
そしたらこれまた不思議なことに、あくまでこちらの想像でしかありませんが、いつのまにか相手も自分のことを好きになってくれていたりします。

一方、この考え方は、見方を変えると、「自分が相手のことを好きになれれば、相手も絶対自分のことを好きになってくれる」という、自意識過剰感満載なものなのですが笑、最近、同じ言葉でも思い浮かべるシーンが変わってきました。

最近は、「どうしてもこの人のことを俺は好きにはなれへんから、向こうが俺のことを好きになれんくてもしゃあない」と考えるようになりました。

いわゆる「相性」みたいなものは一種の“逃げ”で、自分が努力さえすれば誰とでも「相思相愛」になれると思っていたのですが。

これが良いことなのか悪いことなのかは分かりません。
が、一つだけ言えることは、こう考える(考えられる)ようになって、格段に“楽”になりました。

さらに見方を変えると、苦手な人になんとかして自分を好きになってもらおうと考えないでいいくらい、現状の人間関係に恵まれている、ということなのかもしれません。

この変化が「成長」なのか「退化」なのか、はたまた「老い」なのかわかりませんが、現在地としてはこんな感じです。

いつも以上にとりとめなく書いちゃいました。
読んで下さった方がもしいらっしゃったら、お付き合い頂きありがとうございました!

※5/11追記 ちなみに、こんなのあるらしいです。

人とのつながりのあるひとの方が幸せだという調査結果がありますが、ひとりの人間が人間関係を結べる限界は150人程度だと言われています。イギリスの人類学者 ロビン・ダンパー教授の名前にちなんでダンパー数と呼ばれています。(著書:『How Many Friends Does One Person Need?』)

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