菊地俊介が大宮にもたらすもの
今冬、湘南ベルマーレから茨田と入れ替わるように加入した菊地俊介。昨シーズンは怪我の影響であまり試合に絡むことは出来なかったが、曺監督(当時)の下で展開される激しいプレスからカウンターを繰り出すチームに欠かせない選手であった。
そんな素晴らしい選手の加入に期待で胸の高鳴りが止まりません!!
出身の高校が同じということもあり、勝手に親近感を覚えています(笑)
今回は菊地選手が大宮にフィットするであろう理由とユーティリティプレイヤ―であるが故の起用方法について書きました!
①菊地俊介が大宮アルディージャにフィットしうる理由
以前、大宮アルディージャのサッカーについて書いた記事です!良ければこちらをご覧ください!↓
湘南ベルマーレも同じようにプレッシングによるカウンターを武器とするチーム。加えて、昨季大宮がベースに採用していた3-4-2-1は湘南と同じシステムである。
類似した戦術を採用するチームから補強を行うことで、チームへの適応もスムーズに行われる可能性が高くなります。(例えばリヴァプールや横浜FM)
①ベースとなる選手の配置と戦い方が共通する部分がある。
②そのチームの中で主軸としてプレーしていた
②菊地選手の2018年シーズン(一昨年)のスタッツ
昨シーズンは負傷により出場機会が減少したため、一昨シーズンのスタッツをあげておきます!
・出場試合…26(先発24)
・得点…7
・スルーパス…56(成功率50%)
・空中戦(敵陣)…53(勝率47%)
主にシャドーの右の位置でプレー。ただ、試合やチーム状況によりボランチの一角で起用されることもありました。
③【起用法 其の一】2シャドーの一角
新体制発表会で本人も言っていた通り、彼の武器は得点力である。昨季は浦和レッズ相手に2得点、一昨季はシーズンで7得点。J1の舞台で、湘南のリーグでの立ち位置を考えると素晴らしい結果を残しています。
昨シーズンの大宮がシャドーの得点数が中々伸びなかったことを考えても明るい話題です!
また、入れ替わりで退団した茨田選手よりも得点力に加えて、スプリントや縦への推進力は勝っているように思います。流石の湘南仕込み!加えて、高さもあるため、ハスキッチやのりよし
ただ、ボールを引き出す動きの巧みさでは、茨田選手に比べるとやや物足りなさはあるかもしれません!ただ、菊地選手もフォアザチームの精神が非常に強く、身を粉にして貢献してくれる選手です!楽しみ!
④【起用法 其の二】2ボランチの一角
前項目で述べたように、比較的シャドーでプレーすることが多かった菊地選手ですが、ボランチでのプレーも可能です。
彼をこの位置で起用するメリットはずばり、前への飛び出し!
ボックストゥボックスなプレーが出来るため、カウンターを繰り出す際、ペナルティーエリア内に侵入し、数的、位置的優位を生み出すことができる。
昨シーズンのカウンター時は、中盤の選手が前に飛び出すというよりも、WBの選手(イッペイや宣福、吉永)がサードストライカーとしての役割を担っていた。中盤の選手はセカンドボールやボールロスト後の対応を意識したポジショニングを取る役割を担うことが多かった。
ただ、ボール保持時のチーム力の強化を図る今季は、チームとして得点力向上を目指す中で、ボックストゥボックスの動きは極めて重要になってくる。
⑤【起用法 其の三】3バックの中央
先日の千葉との練習試合で3バックの中央でプレーしたようです。180センチ75キロと身体は小さくないが、最終ライン中央でプレーするには若干フィジカル的には物足りない箇所はあるかもしれません。
ですが、彼の機動力や中盤での経験を活かしたビルドアップは、ボール保持時の安定化を目指す大宮の後押しになるはず。この側面からみると、菊地選手の3バック中央での起用もありなのではないかと個人的には考えております。
⑥雑記
新シーズンの開幕が待ちきれない中、とうとうスケジュールが発表されましたね!!リンク貼っておきます!
今年こそは優勝してJ1昇格を勝ち取りたいですね!
ライバルたちも補強の末、ムキムキになっています。
ですがムキムキたちを倒せるだけのゴリゴリに、大宮はなっていくと確信しています!
新シーズンは、昨シーズンの課題であった、相手守備が撤退してからの崩し(崩すの難しいのは承知)という問題点を解決し、J1でも通用するフットボールに進化していく過程を、熱く応援し、見守り、昇格するその瞬間まで信じぬきましょう!!
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