見出し画像

天才と凡才のはなし。

様々な分野に天才はいる。
天才とはなにか。センスがずば抜けている人のことをいうのではないか。
凡才とはなにか。センスがない人?いや、普通の人もあてはまるのだと思う。

料理もそうだ。最初から要領のいいひとはいるし、盛り付けがきれいな人もいる。発想が独特で組み合わせる力を持つ。

接客なら、人の気持ちを理解して、今何が必要か?どうしてあげたいのか?が瞬時に理解できて行動ができる。

天才はたしかにいるし、僕は天才では、なかった。

小学校、中学校、高校、専門学校、就職してからもほとんど怒られてばかりだった。理不尽なこともあったが、自分の不甲斐なさからくる叱責ばかりで、自分を責めたり、周りを恨めしくも思った。

天才にあこがれていた。

少しずつ少しずつ怒られることが減っていき、褒められることも増えた。
今まで褒められることがなくて、褒められるのが照れくさく、なかなか慣れなかった。責任も感じることが増えた。

凡才でよかった。

天才よりも、凡才が頑張ったとき、スタート地点が遠いせいか伸びしろがめちゃくちゃある。失敗することも多いが、失敗した経験を積むことができる。どうして失敗するのかを人に教えられる。
失敗の経験があるからこそ人に対して寛容になれる。
結果よりも道のりを大事にしたい自分にピッタリだと思う。

今は思う。

天才じゃなくて、よかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?